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モータースポーツ

角田裕毅の将来を楽観視するトスト代表が重要視するポイントは?ガスリーの去就に関する進言も

THE DIGEST編集部

2021.07.13

 また、彼は角田のチームメイトで、今季ここまで39ポイントを獲得し、アゼルバイジャンGPでは車にトラブルを抱えながらもシャルル・ルクレールとの壮絶なバトルを制して3位表彰台を果たしたピエール・ガスリーにも言及し、「現在のグリッド上においてベストなドライバーのひとりだ」と褒め称えるとともに、様々な噂が浮上している彼の去就にも触れている(『planetf1』より)。

「私は以前から、ドライバーがひとつのチームに長く留まるのは良いことだと言ってきた。それは、大きな成功を収めたドライバーが行なってきたことだからだ。最も良い例は、ミハエル・シューマッハー(フェラーリに11年間在籍)だろう。セバスティアン・ヴェッテル(レッドブルに6年間在籍)もそうだ。誰でもできることではない。しかし、ピエールにはそれができる」
 
 ガスリーのレッドブル再昇格の可能性について、マルコ顧問は否定的な見方を以前に示したが、トスト代表も「シーズンの3分の1が終わったばかりであり、今はそのようなことを心配するのに時間を無駄にするべきではない」と回答している。

 キャリアをスタートさせたばかりの日本の“原石”と、若くして完成度を大いに高めてきたフランス産のタレントのコンビに、チーム首脳は現時点で満足しているようだ。これを長く維持することで、互いの力だけでなく、チーム力をも高めて、レッドブルの姉妹チームの座から脱却することが、彼にとっての理想なのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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