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食と体調管理

「貧血症」克服のために食生活を見直し、「心配性」の性格もプラスに。五輪2冠のスイマー、大橋悠依選手の「勝利への準備と対策」

THE DIGEST編集部

2022.04.01

写真提供:イトマン東進

写真提供:イトマン東進

――中高の部活時代、水泳のために我慢していたこと、節制していたことはありますか?

 水泳やっていると、ゴールデンウィークと夏休みはほぼありません。ゴールデンウィークって年間で1位、2位争うぐらいのきつい練習をする時期で、夏休みは大会や合宿。あまり遠出したり、旅行に行ったりはできなかったですね。

――水泳選手は早熟のイメージがあります。中高生の時から代表入りする選手も多かったと思いますが、大橋選手はどのように見ていたのでしょうか?

 単純にすごいなって。当時は自分が代表に呼ばれるような立場でもないと思っていましたし、焦りもなかったです。別世界のすごい人たち、みたいな印象でした。

 もちろん、オリンピックに出たいという気持ちはありましたが、まだぼんやりとしたものでした。はっきりと現実的になったのは、2016年のリオ五輪の選考会の時に400m個人メドレーで3位になった時ですね。次こそは、という感情が出てきました。

――水泳や陸上など記録を競う競技は目標を立てやすい一方、悩む原因にもなりそうな感じがします。

 これまでの成果がタイムにはっきりと出るので、わかりやすいですし、それが自信にもつながります。ですが、わずか100分1秒の差で順位が変わったり、派遣標準記録に届かなかったりするので、その点は厳しいですね。

 それから自分の感覚的には、泳ぎは順調でターンも上手くいった、と感じたのに、それが結果につながらないと、どこかダメ? 全部ダメ? みたいに思ってしまう時は結構ありました。メンタル面もかなりやられますね。

――そういう時はどのように気持ちを立て直すのですか?

 結局は、悩んでも、気分転換しても解決するわけではないので、映像を見直して、結果に向き合います。本当にできているのかを確認し、練習で改善できるところはないのかを考えて、次に向けて技術的な部分をひたすら丁寧に、磨いていくしかありません。

 冬季五輪を見ていて感じましたが、天候や氷の状態、競技順によって結果がかなり左右される競技が多いですよね。戦わなければいけないものがいっぱいあるのは、本当にたいへんですし、そういう意味で水泳はずっと公平だな、と思いました。プールによって泳ぎやすい、泳ぎづらいは多少ありますが、条件はみんな一緒ですからね。

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