――改めてサッカーとの出会いも教えてください。
「小学生の時にサッカー人気が高まり、周りのみんなが少年団に入ったんです。それで『ヨシトも行こうよ』と誘われたのがキッカケですね。でも最初に体験に行った1年生の時は全然面白くなくて(笑)。ボールを周りの友だちみたいに飛ばせなかったんです。それで行かなくなって。でも3年生になってもう一回、体験に行って同じようにボールを蹴ったら、すごく飛ばすことができた。それが嬉しくて、少年団に入りました」
――それまでは野球少年だったとか。
「野球と合気道をやっていました。でもともに長く続かず。すぐに飽きて『やめる』って言う子どもでした。それでサッカーをやりたいと伝えた時に『じゃあ6年生まで続けるなら入ってもいいぞ』とお父さんと約束したんです。サッカーにのめり込んだのはそこから。実は最初はやめて怒られるのが怖くて(笑)」
――当時、身体の大きさは?
「ずっと小さかったですよ。だから普通にぶつかったら、吹っ飛ばされちゃう。どうやったら倒れないのか、必死に考えていましたね」
――自分流のプレーを編み出そうと。
「大事なのはやっぱり考えること。そしてまずやってみること。それがしっくりくれば続ければ良いし、上手くいかなかったら他の方法を模索する。考えずに何もチャレンジしなければ、何も生まれません。サッカーは正解がないし、まさに人それぞれ。自分は小学生の時からそうだったし、それはどんな歳になっても大事だと思いますね」
――そのなかで子どもの頃の独自の練習法はありましたか?
「ずっと壁に向かって蹴っていました。後は、なんて説明すればいいんだろうな、鉄の大きなゴミ箱があったんですよね。扉を開けて中にゴミを捨てるような。その開け口があまり大きくなくて、そこを狙って入るまでずっと蹴っていました。
それも裏には川があって、下に降りると子どもでは、なかなか上がってこられない。だから下に落ちないように必死で。実際は何度も取りに行くハメになりましたが(笑)。でも、キックはやり続けて良かった。シュートは結局、キックの質。感覚を掴めたというか、足のここに当てればこっちに飛ぶとか、色々試しながらひたすら練習できました。みんなは公園で遊んでいるのに、僕がよくいたのは住んでいた団地のその砂利の場所。小学校を卒業するまでずっとキックの練習をしていましたね」
「小学生の時にサッカー人気が高まり、周りのみんなが少年団に入ったんです。それで『ヨシトも行こうよ』と誘われたのがキッカケですね。でも最初に体験に行った1年生の時は全然面白くなくて(笑)。ボールを周りの友だちみたいに飛ばせなかったんです。それで行かなくなって。でも3年生になってもう一回、体験に行って同じようにボールを蹴ったら、すごく飛ばすことができた。それが嬉しくて、少年団に入りました」
――それまでは野球少年だったとか。
「野球と合気道をやっていました。でもともに長く続かず。すぐに飽きて『やめる』って言う子どもでした。それでサッカーをやりたいと伝えた時に『じゃあ6年生まで続けるなら入ってもいいぞ』とお父さんと約束したんです。サッカーにのめり込んだのはそこから。実は最初はやめて怒られるのが怖くて(笑)」
――当時、身体の大きさは?
「ずっと小さかったですよ。だから普通にぶつかったら、吹っ飛ばされちゃう。どうやったら倒れないのか、必死に考えていましたね」
――自分流のプレーを編み出そうと。
「大事なのはやっぱり考えること。そしてまずやってみること。それがしっくりくれば続ければ良いし、上手くいかなかったら他の方法を模索する。考えずに何もチャレンジしなければ、何も生まれません。サッカーは正解がないし、まさに人それぞれ。自分は小学生の時からそうだったし、それはどんな歳になっても大事だと思いますね」
――そのなかで子どもの頃の独自の練習法はありましたか?
「ずっと壁に向かって蹴っていました。後は、なんて説明すればいいんだろうな、鉄の大きなゴミ箱があったんですよね。扉を開けて中にゴミを捨てるような。その開け口があまり大きくなくて、そこを狙って入るまでずっと蹴っていました。
それも裏には川があって、下に降りると子どもでは、なかなか上がってこられない。だから下に落ちないように必死で。実際は何度も取りに行くハメになりましたが(笑)。でも、キックはやり続けて良かった。シュートは結局、キックの質。感覚を掴めたというか、足のここに当てればこっちに飛ぶとか、色々試しながらひたすら練習できました。みんなは公園で遊んでいるのに、僕がよくいたのは住んでいた団地のその砂利の場所。小学校を卒業するまでずっとキックの練習をしていましたね」