レッドブルのヘルムート・マルコ顧問は、レッドブル創業者であるディートリヒ・マティシッツ氏の逝去に伴う組織の再編で、F１を含むレッドブル・グループのスポーツ活動全般の責任者となったオリバー・ミンツラフ氏との話し合いの中で、アルファタウリも話題に挙がったことを、オーストリアの日刊紙『Kleine Zeitung』に明かした。
  　この中で、彼は「我々は、『立ち止まることは後退すること』をモットーにしている。今季のアルファタウリのパフォーマンスは満足のいくものではなかったが、継続性は明らかに、成功のための非常に重要な要素である」と語り、「レッドブルの２番目のチーム」の問題を精査し、可能な限り改善していくと誓っている。

　このようなチームやグループの中で、来季はF１での３年目を迎え、新たにニック・デ・フリースというチームメイトとともに共闘することになる角田が、どれだけ重要な役割を担うことができるかが気になるところだ。2023年のF１は、２月23～25日にプレシーズンテストを行なった後、３月の第一週末に開幕戦のバーレーンGPに臨むことになる予定だが、昨季の雪辱を果たすための、最高の準備を済ませられることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
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