ブルガリアのバレーボール専門メディア『BGvolleyball.com』は、「日本に主導権を握られたブルガリアは選手全員を起用して状況打開を試みたが、力及ばず。ブラジル戦の大活躍で期待された１０代のメンバーたちも、下を向くしかなかった。日本は試合を先行した後、一度たりとも反撃の機会を与えてくれず、自分たちのペースを維持して勝利まで疾走した。レベルの違いが明らかな敗戦だった」と勝者への敬意を示すと同時に完敗を嘆いた。
  　B組は、４戦を終えて唯一セットを失わずに４連勝の日本が単独首位。同じく４勝で勝点でも並ぶトルコが失セット「１」で２位、ブラジルは勝点「１」差で３位につけている。なお、A～C組の出場全２４チームの中で、１セットも落とさずに全勝を守っているのは、日本のみだ。

　休養日明けから、いよいよ運命の３連戦がスタート。日本は、22日の第５戦で世界ランク14位ベルギーと対戦後、23日に同１位トルコ、最終日24日に同４位ブラジルとの大一番が続く。

　次戦で顔を合わせるベルギーは、アウトサイドヒッターのブリット・ヘルボッツが腹筋負傷により今大会を欠場。世界屈指のスコアラー不在のチームは現在２勝２敗で４位だが、残り３試合での奮起を誓っているはずだ。

　日本にとっても、上位勢との決戦を見据え重要な一戦となる。

構成●THE DIGEST編集部
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