続いてイタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「ユウキはFP1でしっかりと結果を残した。ただ、これまでチームメイトだったアイザック・ハジャーには0.053秒差に迫られたこと、さらにFP2ではレーシングブルズ勢が上位につけ、ユウキは18番手に沈んだことに触れるのは少々意地悪だろうか……。これはレッドブルにとってのデジャヴなのか、それともただの偶然なのか。いずれにせよ、ユウキにはまだやるべき課題が残されている。注目すべきは予選である。目標は、少なくともQ1を突破することだ」と綴った。
これに対して『THE RACE』は、「(FP2の結果)はローソンの苦戦を彷彿とさせたものの、現実は全くことなるものだ」と指摘し、赤旗多発の状況を説明した後、「ローソンとの比較は鮮明だ。2週間前、ニュージーランド人ドライバーの苦戦は明らかで、自信も欠けていたが、今日の2セッションを見た限りでは、レッドブルの2台目に対する見通しはずっと明るく、角田自身も自信を持っているように見え、まださらに伸びしろがあることを示した」と称賛している。
また、「さらに重要だったのは、角田がチームとの明確なコミュニケーションで好印象を残したことだ。デフ設定やブレーキバランスなど、様々な調整をこなし、速いコーナーでは保守的に、遅いコーナーではすぐにプッシュし始めるなど、冷静かつ段階的なアプローチが見られた」と、別の評価点を挙げた。
もっとも、良い点ばかりではなく、「FP1でのミニロングランではリアタイヤにより苦戦し、フェルスタッペンとの差が大きくなった」「スローコーナーでの進入時には不安定さが見られた」「FP1が良かったとはいえ、彼がやるべきことはまだ山積みである」との指摘も忘れてない。
ただその上で、「角田は野心的だが、決して油断していない。フェルスタッペンでさえ、あまり自信を持てなかったと語った状況で、もし角田が『完璧だ』と感じていたら、それはむしろ危ういことだ。彼の姿勢とアプローチは、今後の大きな強みとなるだろう。総合的に見ても、金曜の内容はポジティブに捉えていい」と、合格点を与え、以下のように記事を締めている。
「まだ始まったばかりであり、金曜が良かったからといって全てが保証されるわけではない。予選で、その成果をしっかり示せるかが鍵となる。それでも、少なくとも角田はプレッシャーに圧されることなく、車を恐れることもなく、すぐにスピードを引き出せる能力を見せつけた。本当の試練はこれからだが、これまでのところ、レッドブルが遅ればせながら示した信頼に対し、角田はしっかり応えている」
構成●THE DIGEST編集部
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これに対して『THE RACE』は、「(FP2の結果)はローソンの苦戦を彷彿とさせたものの、現実は全くことなるものだ」と指摘し、赤旗多発の状況を説明した後、「ローソンとの比較は鮮明だ。2週間前、ニュージーランド人ドライバーの苦戦は明らかで、自信も欠けていたが、今日の2セッションを見た限りでは、レッドブルの2台目に対する見通しはずっと明るく、角田自身も自信を持っているように見え、まださらに伸びしろがあることを示した」と称賛している。
また、「さらに重要だったのは、角田がチームとの明確なコミュニケーションで好印象を残したことだ。デフ設定やブレーキバランスなど、様々な調整をこなし、速いコーナーでは保守的に、遅いコーナーではすぐにプッシュし始めるなど、冷静かつ段階的なアプローチが見られた」と、別の評価点を挙げた。
もっとも、良い点ばかりではなく、「FP1でのミニロングランではリアタイヤにより苦戦し、フェルスタッペンとの差が大きくなった」「スローコーナーでの進入時には不安定さが見られた」「FP1が良かったとはいえ、彼がやるべきことはまだ山積みである」との指摘も忘れてない。
ただその上で、「角田は野心的だが、決して油断していない。フェルスタッペンでさえ、あまり自信を持てなかったと語った状況で、もし角田が『完璧だ』と感じていたら、それはむしろ危ういことだ。彼の姿勢とアプローチは、今後の大きな強みとなるだろう。総合的に見ても、金曜の内容はポジティブに捉えていい」と、合格点を与え、以下のように記事を締めている。
「まだ始まったばかりであり、金曜が良かったからといって全てが保証されるわけではない。予選で、その成果をしっかり示せるかが鍵となる。それでも、少なくとも角田はプレッシャーに圧されることなく、車を恐れることもなく、すぐにスピードを引き出せる能力を見せつけた。本当の試練はこれからだが、これまでのところ、レッドブルが遅ればせながら示した信頼に対し、角田はしっかり応えている」
構成●THE DIGEST編集部
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