もうひとり攻撃面で大きな存在感を放ったのが、両チーム最多13得点を挙げた宮浦だ。同メディアは「高い跳躍力を生かしたオポジットのケント・ミヤウラは、いずれも57％の成功率でアタックに貢献した。彼はこの試合、最多スコアラーに輝いた」と伝えた。

　宮浦は同メディアのインタビューで「新しいメンバーが多く、経験豊富な選手たちが不在のなかでの新たな挑戦だった。初戦だったので序盤は難しかったのですが、守備を固めてそこから自分たちの流れを持ち込もうとしました。それがいい結果につながりました」とコメント。主力不在の中でもチームの底上げに手応えを感じた。
  　好スタートを切った日本の次戦は12日（日本時間21時30分）、昨年銅メダルを獲得した世界ランク１位のポーランドと激突する。格上相手に新生ニッポンの試金石が問われる重要な一戦になる。

＜バレー日本男子のVNL予選ラウンド＞
■第１週　中国・西安（25年６月11日～15日）
第１戦　○３-０中国
第２戦　ポーランド
第３戦　セルビア
第４戦　オランダ

構成●THE DIGEST編集部

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