散々なホームレースとなったレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「ユウキにとって良いレースにはならなかった。フロントウイングにダメージを負い、ペナルティーも受けて……我々にとっては、忘れたい週末だ」とコメント。メディアのインタビューでも「彼にとって最悪のレースだった。問題は予選Q1から始まり、2回目でミスを犯したことで良いグリッドを得られなかった。そして決勝は渋滞に巻き込まれ、さらにペナルティーと、悪いことが重なった」と振り返っている(英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』より)。
『F1.com』はレッドブルのレースを伝える中で、角田については「コラピントとの接触では相手をスピンさせてしまい、10秒のタイムペナルティーを科させられ、さらにその接触でフロントウイングも破損し、交換のために長いピットストップを強いられた結果、角田は後方に沈んでしまった。本来なら、10位以内で入賞の可能性もあったレースだった」と指摘した。
各国メディアの報道を見ると、開催地オーストリアの日刊紙『KLEIN ZEITUNG』は「レッドブルにとっては、(レッドブル・リンクが)2041年までのF1開催の契約延長を発表したこと以外に明るい話題がなく、まさに暗黒の週末となった。(中略)角田は追い上げの最中にコラピントと接触し、最後の1ポイントすら逃してしまった」と綴り、「唯一の希望の光は、レッドブル育成出身のリアム・ローソン(レーシングブルズ)が6位という自身最高の成果を手にしたことだ」と付け加えている。
ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は「角田は再び不甲斐ないレースを繰り広げ、2周遅れで最下位フィニッシュ。日本人ドライバーは落胆しただけでなく、今後『RB21』からパフォーマンスを引き出せるか不安を抱えている」、『F1 MANIA』は「厳しいレースに直面した角田は、明らかにフラストレーションを募らせながら、レッドブル・リンクを後にした」と、それぞれ伝えた。
そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「角田はチームの母国グランプリで挽回できず、(中略)レーシングブルズよりもはるかに後方でのゴールとなった。レッドブルは長らく『セカンドドライバー問題』を抱えており、それは2022年サウジアラビアGPから2025年カナダGPまでの記録(フェルスタッペンがチームの総ポイントの68.4%を獲得)からも明らか。解決策ははっきりしておらず、拙速なドライバー交代が答えではないかもしれないが、角田の苦戦は状況をさらに悪化させている」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
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『F1.com』はレッドブルのレースを伝える中で、角田については「コラピントとの接触では相手をスピンさせてしまい、10秒のタイムペナルティーを科させられ、さらにその接触でフロントウイングも破損し、交換のために長いピットストップを強いられた結果、角田は後方に沈んでしまった。本来なら、10位以内で入賞の可能性もあったレースだった」と指摘した。
各国メディアの報道を見ると、開催地オーストリアの日刊紙『KLEIN ZEITUNG』は「レッドブルにとっては、(レッドブル・リンクが)2041年までのF1開催の契約延長を発表したこと以外に明るい話題がなく、まさに暗黒の週末となった。(中略)角田は追い上げの最中にコラピントと接触し、最後の1ポイントすら逃してしまった」と綴り、「唯一の希望の光は、レッドブル育成出身のリアム・ローソン(レーシングブルズ)が6位という自身最高の成果を手にしたことだ」と付け加えている。
ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は「角田は再び不甲斐ないレースを繰り広げ、2周遅れで最下位フィニッシュ。日本人ドライバーは落胆しただけでなく、今後『RB21』からパフォーマンスを引き出せるか不安を抱えている」、『F1 MANIA』は「厳しいレースに直面した角田は、明らかにフラストレーションを募らせながら、レッドブル・リンクを後にした」と、それぞれ伝えた。
そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「角田はチームの母国グランプリで挽回できず、(中略)レーシングブルズよりもはるかに後方でのゴールとなった。レッドブルは長らく『セカンドドライバー問題』を抱えており、それは2022年サウジアラビアGPから2025年カナダGPまでの記録(フェルスタッペンがチームの総ポイントの68.4%を獲得)からも明らか。解決策ははっきりしておらず、拙速なドライバー交代が答えではないかもしれないが、角田の苦戦は状況をさらに悪化させている」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
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