1月11日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第23節で、セルティックはロス・カウンティを4-1で下して3連勝を飾っている。
【動画】古橋亨梧が先制弾を含む2ゴール! このアウェーマッチで40分にアリスター・ジョンストンのクロスをダイレクトで合わせて先制ゴールを奪ったのが、この日はCFではなくサイドに置かれた古橋亨梧だった。今年初得点を記録したストライカーは、さらに81分にもアルネ・エンゲルスのクロスから頭でゴールネットを揺らして決勝点をゲット。アディショナルタイムには、右サイドからのヤン・ヒョンジュンへのロングパスがPK獲得に結び付くなど、チャンスメイクでも勝利に貢献してみせた。
「マン・オブ・ザ・マッチ」に選定された古橋は、『Celtic TV』で「最初はとても難しい試合でしたが、ハードワークして最後には4ゴールを挙げることができました。チームとして全体的に良い試合だったと思います」と語ったが、セルティックの公式サイトは「素晴らしいプレー」と彼を称賛するとともに、このクラブでの通算公式戦得点数が85に達したことを伝えている。
現地メディアの報道では、英国の日刊紙『The Guardian』は彼の通常と異なるポジションに言及して「代役のウィンガーは前半と後半で2つのゴールを決めてセルティックを快勝に導き、その適応力を見せつけた。彼にとって、ゴール前は慣れたポジションだった」とポジティブに評した。
またブレンダン・ロジャーズ監督の「キョウゴは本当によくやってくれた。彼が日本でプレーしていた時はウィンガーだったことを忘れてはならない。しかし、彼の特性は1対1で相手をかわすことではない。だから、2人の得点源がチームにいない状況で、彼のような得点力のある選手を起用し、それを活かせるようなチームとしての柔軟な方法を見つけることが必要だった」とのコメントを紹介している。
スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、「キョウゴの多才さがキーポイントだった」」と評価し、こちらもロジャーズ監督が「彼は試合を通してポジションに適応していた」と称賛したことを報道。また、同メディアのコメンテーターであるクリス・サットンは「非常にクレバーな選手。クリーンで意識が高い。彼の動きには驚かされる」、クリス・ボイドは「彼の動きは非常に怖く、相手DFは恐怖を感じるだろう。彼の動きは信じられない」と、この日本人FWのプレーの効果の程を強調した。
日刊紙『DAILY RECORD』は、「ロジャーズ監督がウィングの選手不足を補う方法を模索する中、この日本人ストライカーは敵地ディンウォールでは試合中、しばらくは右サイドでプレーした。しかし、本来の得意なポジションであるゴール前にいるべき時には、しっかりとその場に位置し、見事なフィニッシュを2度も決めて、今季の得点数を12ゴールに伸ばした」と報じ、2点目については「巧みで見事なヘディングシュート」「魔法のゴールセンス」と賛辞を贈っている。
そしてセルティックの地元グラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、10点満点の採点で単独最高の「9」を古橋に与え、寸評では「全体的に見て素晴らしいパフォーマンス。中央ではなくサイドでプレーしたが、日本のエースは新たな役割を楽しんでいた。アダム・イダーにとっての絶妙なサポート役となり、自身も見事なフィニッシュで2ゴールを挙げた」と、彼の秀逸の働きぶりを振り返った。
構成●THE DIGEST編集部
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現地メディアの報道では、英国の日刊紙『The Guardian』は彼の通常と異なるポジションに言及して「代役のウィンガーは前半と後半で2つのゴールを決めてセルティックを快勝に導き、その適応力を見せつけた。彼にとって、ゴール前は慣れたポジションだった」とポジティブに評した。
またブレンダン・ロジャーズ監督の「キョウゴは本当によくやってくれた。彼が日本でプレーしていた時はウィンガーだったことを忘れてはならない。しかし、彼の特性は1対1で相手をかわすことではない。だから、2人の得点源がチームにいない状況で、彼のような得点力のある選手を起用し、それを活かせるようなチームとしての柔軟な方法を見つけることが必要だった」とのコメントを紹介している。
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