ロサンゼルス・エンジェルスはこの冬、立て直しに向けて、忙しいオフシーズンを送ることになりそうだ。チーム再建のためには、エンジェルスを去らなければならない選手も出てくる。現在、エンジェルスには10人のFA選手がいるが、ディラン・バンディ、デクスター・ファウラー、そしてカート・スズキの3人の選手は放出の可能性が高いと言われている。
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なかでも、筆頭に挙げられているのが、今シーズン主に大谷の女房役を務めてきたスズキだ。ライターのエバン・デサイ氏は米専門メディアの『FANSIDED』に「カート・スズキは、来年のエンジェルスにはあまり必要とされていない可能性が高い」と見解を寄せている。
毎年のように正捕手が入れ替わるエンジェルス。スズキは2020年オフにワシントン・ナショナルズより移籍し、エンジェルと単年契約を結んだ。今シーズンはバックアップや大谷の専属キャッチャーとして活躍した。
大谷と初のバッテリーを組んだ4月20日のテキサス・レンジャース戦では、大谷が制球を乱したものの無失点に抑え、無事切り抜けた後の降板の際には2人でグータッチを交し、関係の良さを示した。彼は大谷をMLBの好投手シャーザーを引き合いに「オオタニはシャーザーを上回る大投手」と絶賛した。
しかしながら、スズキは、72試合に出場して、打率.224(OPS.636)、6本塁打と、それほど生産性の高い選手ではなかった。捕手としても期待されたほどの活躍はできず、エラー数は10でチーム内1位(移籍したホセ・イグレシアスを除く)。また、守備での失点もー12でチーム最下位だった(イグレシアスを除く)。38歳の彼は残念ながら期待されたパフォーマンスを発揮できなかったのである。
デサイ氏は「スズキはかつて、このリーグで最も優れた捕手の一人だったが、エンゼルスでは良いシーズンを過ごせなかった」と述べている。
今季、スズキと併用でバッテリーを組んでいるマックス・スタッシも大谷の強みをうまく引き出しているため、スズキがチームを去ることになれば、大谷はスタッシとバッテリーを組むことになりそうだ。もしくは、新女房が登場するのか注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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なかでも、筆頭に挙げられているのが、今シーズン主に大谷の女房役を務めてきたスズキだ。ライターのエバン・デサイ氏は米専門メディアの『FANSIDED』に「カート・スズキは、来年のエンジェルスにはあまり必要とされていない可能性が高い」と見解を寄せている。
毎年のように正捕手が入れ替わるエンジェルス。スズキは2020年オフにワシントン・ナショナルズより移籍し、エンジェルと単年契約を結んだ。今シーズンはバックアップや大谷の専属キャッチャーとして活躍した。
大谷と初のバッテリーを組んだ4月20日のテキサス・レンジャース戦では、大谷が制球を乱したものの無失点に抑え、無事切り抜けた後の降板の際には2人でグータッチを交し、関係の良さを示した。彼は大谷をMLBの好投手シャーザーを引き合いに「オオタニはシャーザーを上回る大投手」と絶賛した。
しかしながら、スズキは、72試合に出場して、打率.224(OPS.636)、6本塁打と、それほど生産性の高い選手ではなかった。捕手としても期待されたほどの活躍はできず、エラー数は10でチーム内1位(移籍したホセ・イグレシアスを除く)。また、守備での失点もー12でチーム最下位だった(イグレシアスを除く)。38歳の彼は残念ながら期待されたパフォーマンスを発揮できなかったのである。
デサイ氏は「スズキはかつて、このリーグで最も優れた捕手の一人だったが、エンゼルスでは良いシーズンを過ごせなかった」と述べている。
今季、スズキと併用でバッテリーを組んでいるマックス・スタッシも大谷の強みをうまく引き出しているため、スズキがチームを去ることになれば、大谷はスタッシとバッテリーを組むことになりそうだ。もしくは、新女房が登場するのか注目される。
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