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侍ジャパン

「アカデミー賞にノミネートされるべき」米放送局がWBC決勝をミニ映画化!ハイクオリティに現地ファンら大反響「この物語は映画や小説では超えられない」

THE DIGEST編集部

2023.03.27

14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。米放送局が製作したミニムービーが大きな反響を呼んでいる。(C)Getty Images

14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパン。米放送局が製作したミニムービーが大きな反響を呼んでいる。(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶりの世界一に輝いた日本代表。アメリカ代表を3対2で下した決勝戦は手に汗握る展開で、まさに頂上決戦に相応しい白熱した試合だった。

 なかでも、9回2アウトで侍ジャパンが3度目の世界一まで、あと一人とした場面でのこと。同じロサンゼルス・エンジェルスのチームメイトである大谷翔平とマイク・トラウトの日米スーパースター同士の対決が最後に実現したときは、満員のローンデポ・パークから大歓声が起こり、物語はクライマックスを迎えた。

 WBCの中継を担ったスポーツ専門局『FOX Sports』は3月25日、日本代表対アメリカ代表のWBC決勝をミニムービーにして、同局の公式YouTubeチャンネルに公開した。

 動画を見ると、試合前にそれぞれ母国の国旗を持って先頭で入場してくる大谷とトラウト、村上宗隆(ヤクルト)の同点ホームラン、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)の追撃の一発など名シーンが流れ、最後はやはり大谷とトラウトの真剣勝負へ。

 重厚なBGMで二人の対戦を煽り、大谷がトラウトをスライダーで空振り三振に仕留めると物語はエンディングを迎え、最後は大谷の胴上げでフィニッシュ。野球の世界一を懸けた一戦が、8分弱に凝縮された珠玉の作品だった。
 
 動画のコメント欄には世界中の野球ファンから反響があり、「まるで映画だ!」「アメコミのような世界」「この物語は、映画や小説では超えられない。本当に素晴らしい試合だった」「このミニムービーはアカデミー賞にノミネートされるべきだ。大谷もトラウトも主演男優賞にノミネートされるはずだ!」と構成のクオリティを称賛する声が寄せられた。

 他にも、「WBCから世界が学んだことは、日本は規律と打撃と投球の両方における優れた基礎的な技術の上に成り立っている、非常に強いチームだということ」「まさに真剣勝負。国を代表するプライドでベースボールに懸ける思いのぶつかり合いは最高に感動した」と、まだWBCの興奮に浸るコメントも目立った。

 日本だけでなく、現地アメリカのファンも熱狂の渦に巻き込んだWBC決勝。第6回大会は3年後の2026年に開催予定となっている。はたして、3年後はどんなストーリーが待っているのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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