ロサンゼルス・ドジャースは、今オフにすでにブレイク・スネルと佐々木朗希という2人のエース級投手を先発ローテーションに加えた。また、大谷翔平とタイラー・グラスノーの早期復帰も期待されており、山本由伸もローテーション入りが期待される。

　この5人の投手に加えて、ドジャースにはトニー・ゴンソリン、ダスティン・メイ、ランドン・ナック、ボビー・ミラーなど、6番手先発投手の候補が豊富に揃っている。現地22日のドジャース専門メディア『Dodgers Nation』よると、ドジャースのブランドン・ゴメスGMは「今オフにクレイトン・カーショウと再契約したいと考えている」と獲得の意欲を示した。

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  　さらに同メディアによると、ゴメスGMは「カーショウは佐々木獲得に向けてチームが作成したリクルート動画にメッセージを送った選手のひとりだ。また、彼は投球プログラムを進めているが、まだマウンド上での投球には至っていない」とカーショウのリハビリの進捗状況を伝えたという。

　カーショウはワールドシリーズのパレードで「生涯ドジャース」と力強く宣言した。また、2025シーズンに復帰すると発表した際にも、彼は「ドジャースで復帰する」と意気込みを語っていた。

　それはずっと計画されていたことだが、ドジャースが複数の先発投手を獲得したことで、カーショウの復帰への道が閉ざされる可能性が生じたように見えた。しかし、ドジャースはそうは考えていなかった。

『Dodgers Nation』によると、カーショウは、25シーズンの開幕を欠場し、60日間の故障者リスト入りが濃厚だが、チームは彼と契約し、シーズン中盤以降に戦力として貢献することを期待しているという。そして、通算3,000奪三振達成まであと32奪三振という状態で臨む。カーショウはドジャースの一員として、20人目の達成者になることを目指すだろう。

　カーショウが怪我から復帰し、3,000奪三振を達成できるか、今後の活躍に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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