今季、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は40歳でキャリア23年目、クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)も40歳で21年目のシーズンに突入する。レジェンドでは、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)やカール・マローン(元ユタ・ジャズほか)も40歳までプレーした。
そんななか、昨季オクラホマシティ・サンダーをフランチャイズ移転後初の優勝に導いたシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)は、米メディア『GQ Sports』のインタビューで、「少なくとも40歳まではNBAでプレーできる」と自身の能力に自信を見せた。
ただそれと同時に、「そこまでは絶対にプレーしない」とも語った。
「子どもの人生の大切な瞬間をあまり逃したくないんだ。毎年の最初のバスケットボールの試合、サッカーの試合、フットボールの試合、ピアノのレッスン、チェスのレッスン……何であれ、そういう瞬間を見逃したくない」
SGAは同インタビューで、「コビー・ブライアント以上の選手としてキャリアを終えたい」と話した一方で、人生にとって最も大切なものに家族の存在を挙げた。
2024年4月に息子のアレスが生まれて以来、彼の人生の優先順位は「家族、友人、バスケットボール、ファッション」になったという。
妻のヘイリーによれば、父親になったことでSGAは以前とは異なる一面を見せている。息子が生まれる前の彼は、毎年シーズン終了後に休暇を取るために説得が必要だったほどの“バスケットボールジャンキー”だった。しかし今では、シーズンオフを心から楽しみにしている。
「アレスが生まれてからは、『休みが待ちきれない! 何をする? さあやろう!』という感じ。父親としての時間を本当に楽しんでいるの。忍耐強く、目の前に集中していて、以前より一歩引いて考えられるようになったわ」(ヘイリー)
今年6月に行なわれたサンダー優勝パレード後、家族はすぐにカナダへ飛び、両親に会ったり、農場や動物園、水族館などへ息子を連れて行き休暇を楽しんだ。その間バスケットボールの時間は一切なかった。
SGAは語る。
「キャリアの中でピークに達する時期がある。もちろん、まだプレーする選手を責めるつもりはないよ。彼らはバスケットボールを愛している。でも、僕はこのゲームを、自分のベストバージョンを追求するためにプレーしているんだ。
それが分かり、下降線に入ったら、『じゃあ、何のためにプレーしてるんだ?』となる。その時が来たら、最初のタイミングで引き際を決めるよ」
サンダーファンにとって朗報なのは、SGAはまだ27歳で、息子との時間もたっぷりあること。自身のベストを追求しつつ、引退は当分先の話になりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
「一度勝つためにバスケットをしているわけじゃない」。“最終形の自分”を追い続けるSGA「まだ到達できるレベルがある」<DUNKSHOOT>
“おしゃれ番長”SGAは後輩のファッションも世話?「開幕前、ガレージセールみたいな感じで、彼らが服を買いに来る」<DUNKSHOOT>
NBAでトップレベルの実力者へ成長したSGAが、近年の成功について「自分でもびっくりだし、最高の気分だね」<DUNKSHOOT>
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ただそれと同時に、「そこまでは絶対にプレーしない」とも語った。
「子どもの人生の大切な瞬間をあまり逃したくないんだ。毎年の最初のバスケットボールの試合、サッカーの試合、フットボールの試合、ピアノのレッスン、チェスのレッスン……何であれ、そういう瞬間を見逃したくない」
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2024年4月に息子のアレスが生まれて以来、彼の人生の優先順位は「家族、友人、バスケットボール、ファッション」になったという。
妻のヘイリーによれば、父親になったことでSGAは以前とは異なる一面を見せている。息子が生まれる前の彼は、毎年シーズン終了後に休暇を取るために説得が必要だったほどの“バスケットボールジャンキー”だった。しかし今では、シーズンオフを心から楽しみにしている。
「アレスが生まれてからは、『休みが待ちきれない! 何をする? さあやろう!』という感じ。父親としての時間を本当に楽しんでいるの。忍耐強く、目の前に集中していて、以前より一歩引いて考えられるようになったわ」(ヘイリー)
今年6月に行なわれたサンダー優勝パレード後、家族はすぐにカナダへ飛び、両親に会ったり、農場や動物園、水族館などへ息子を連れて行き休暇を楽しんだ。その間バスケットボールの時間は一切なかった。
SGAは語る。
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それが分かり、下降線に入ったら、『じゃあ、何のためにプレーしてるんだ?』となる。その時が来たら、最初のタイミングで引き際を決めるよ」
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