現地時間10月16日に公開された、人気ポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に元ヒューストン・ロケッツのラルフ・サンプソンが出演した。
番組ホストのマット・バーンズ(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)からマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)のランク付けを求められたサンプソンは、「№1なのは間違いない」と同世代のジョーダンを1番に挙げ、次点にコビーをチョイスした。
ジョーダンとコビーは、相手が白旗を掲げるまで徹底的に追い詰める“キラー・メンタリティー”を持っていた。一方で、レブロンは2人に比べるとチームプレーヤー色が強く、サンプソンはメンタリティの違いを指摘。
「私のランク付けはキャリアを基準にしている。レブロンはその次だ。みんな言うだろう、もしレブロンが同じマインドセットを持っていなかったとしても、それは問題ない。彼は他の誰よりも強いんだから」
サンプソンはレブロンのフィジカルの強さが、ジョーダンやコビーのような“キラーマインド”を必要としなかった理由だと語り、次のように続けた。
「彼ならあと5年はプレーできる。あのシェイプも維持できるだろう。ジャンパーも打っている。ただ、それで相手を倒そうとしてはいけない。フィジカルなプレーが必要だ。彼はフィジカルでなきゃいけない」
また、サンプソンはレブロンにレイカーズではなく、古巣クリーブランド・キャバリアーズで優勝することを望んでいた。
「私は、彼がクリーブランドへ戻って、チャンピオンになることを願っている。あのチームは十分強い。彼が戻ってチャンピオンシップを手に入れることができるかもしれない」
現在、レブロンは座骨神経痛のため戦列を離れている。世界的な人気と知名度を誇るスーパースターに変わりはないが、年末に41歳を迎える大ベテランで、今季が契約最終年のため、その去就は不透明だ。
今季はレイカーズでルカ・ドンチッチやオースティン・リーブス、八村塁らとリーグ制覇を目指して戦うことが大方の予想だが、状況によってはシーズン中や今季終了後に移籍する可能性もゼロではない。
はたしてレブロンは2度目の古巣帰還を果たし、フランチャイズ史上2度目の王座獲得を目指すことになるのか。その去就からは当分目が離せない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「私のランク付けはキャリアを基準にしている。レブロンはその次だ。みんな言うだろう、もしレブロンが同じマインドセットを持っていなかったとしても、それは問題ない。彼は他の誰よりも強いんだから」
サンプソンはレブロンのフィジカルの強さが、ジョーダンやコビーのような“キラーマインド”を必要としなかった理由だと語り、次のように続けた。
「彼ならあと5年はプレーできる。あのシェイプも維持できるだろう。ジャンパーも打っている。ただ、それで相手を倒そうとしてはいけない。フィジカルなプレーが必要だ。彼はフィジカルでなきゃいけない」
また、サンプソンはレブロンにレイカーズではなく、古巣クリーブランド・キャバリアーズで優勝することを望んでいた。
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現在、レブロンは座骨神経痛のため戦列を離れている。世界的な人気と知名度を誇るスーパースターに変わりはないが、年末に41歳を迎える大ベテランで、今季が契約最終年のため、その去就は不透明だ。
今季はレイカーズでルカ・ドンチッチやオースティン・リーブス、八村塁らとリーグ制覇を目指して戦うことが大方の予想だが、状況によってはシーズン中や今季終了後に移籍する可能性もゼロではない。
はたしてレブロンは2度目の古巣帰還を果たし、フランチャイズ史上2度目の王座獲得を目指すことになるのか。その去就からは当分目が離せない。
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