新型コロナウイルスの影響によりNBAがレギュラーシーズンを中断してから2か月以上が経過した5月下旬のこと。クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)がアメリカの新動画配信サービス『Quibi』のドキュメンタリー「Blackballed」に出演した。
そこでポールは、2011年から17年までの6シーズンを過ごしたロサンゼルス・クリッパーズ時代について回顧。「ドック(リバースHC)は常にこう言っていた。チャンピオンシップを勝ち取るためには、運も味方につけなきゃいけない、と。そして俺たちが運を味方につけることは一度もなかったんだ」と振り返った。
クリッパーズはポール、ブレイク・グリフィン(現デトロイト・ピストンズ)というリーグ有数の実力者に、ディフェンシブアンカーとして頭角を現わしたディアンドレ・ジョーダン(現ブルックリン・ネッツ)を加えた3本柱を中心に、それまでのドアマットチームからプレーオフの常連へと変貌を遂げた。さらに2013-14シーズンからはドック・リバースHCが就任。08年にボストン・セルティックスを頂点へと導いた指揮官が加わったことで、チームは優勝候補と目されるようになった。
ポールが在籍した6シーズンにおいて、クリッパーズは通算313勝163敗、勝率65.8%の好成績をマーク。この勝率を上回るのはサンアントニオ・スパーズとゴールデンステイト・ウォリアーズのみである。だがその期間にNBAを制したのはマイアミ・ヒート(12、13年)、スパーズ(14年)、ウォリアーズ(15、17年)、クリーブランド・キャバリアーズ(16年)の4チームであり、クリッパーズはウエスタン・カンファレンス決勝にさえ進むことができなかった。
チームは6シーズン連続でプレーオフ進出を果たしたものの、ほとんどの年でケガ人を抱えており、主力不在の状況で戦わざるを得なかった。もし万全の状態で戦えていたら…、そう惜しむファンも少なくないだろう。
ではここで今一度、クリッパーズの6年間の戦績を振り返ってみよう。
そこでポールは、2011年から17年までの6シーズンを過ごしたロサンゼルス・クリッパーズ時代について回顧。「ドック(リバースHC)は常にこう言っていた。チャンピオンシップを勝ち取るためには、運も味方につけなきゃいけない、と。そして俺たちが運を味方につけることは一度もなかったんだ」と振り返った。
クリッパーズはポール、ブレイク・グリフィン(現デトロイト・ピストンズ)というリーグ有数の実力者に、ディフェンシブアンカーとして頭角を現わしたディアンドレ・ジョーダン(現ブルックリン・ネッツ)を加えた3本柱を中心に、それまでのドアマットチームからプレーオフの常連へと変貌を遂げた。さらに2013-14シーズンからはドック・リバースHCが就任。08年にボストン・セルティックスを頂点へと導いた指揮官が加わったことで、チームは優勝候補と目されるようになった。
ポールが在籍した6シーズンにおいて、クリッパーズは通算313勝163敗、勝率65.8%の好成績をマーク。この勝率を上回るのはサンアントニオ・スパーズとゴールデンステイト・ウォリアーズのみである。だがその期間にNBAを制したのはマイアミ・ヒート(12、13年)、スパーズ(14年)、ウォリアーズ(15、17年)、クリーブランド・キャバリアーズ(16年)の4チームであり、クリッパーズはウエスタン・カンファレンス決勝にさえ進むことができなかった。
チームは6シーズン連続でプレーオフ進出を果たしたものの、ほとんどの年でケガ人を抱えており、主力不在の状況で戦わざるを得なかった。もし万全の状態で戦えていたら…、そう惜しむファンも少なくないだろう。
ではここで今一度、クリッパーズの6年間の戦績を振り返ってみよう。