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NBA

ジョーダン&ピッペン、マローン&ストックトン…全30球団の“オールドラフトチーム”を米メディアが発表!【Part.2】

ダンクシュート編集部

2020.12.04

ジョーダンとピッペンはNBA屈指の名コンビに挙げられ、この2人を中心にブルズは90年代に2度の3連覇を成し遂げた。(C)Getty Images

ジョーダンとピッペンはNBA屈指の名コンビに挙げられ、この2人を中心にブルズは90年代に2度の3連覇を成し遂げた。(C)Getty Images

 ドラフトは各チームにとってフランチャイズの未来を占う重要な人材発掘の場だ。ただ、近年はスーパースターの移籍も珍しくなく、コビー・ブライアントやティム・ダンカンのような、プロ入りからひとつの球団でキャリアを終える選手は絶滅寸前となっている。

 もし年代を問わずドラフト指名orデビュー前に入団した選手を対象に、各チームのベスト5を結成したらどういった顔ぶれになるのか?『Hoopshype』が、30球団の“オールドラフトチーム”を発表している(チーム名は略称、カッコは入団年)。

 今回は、ブルズ、ロケッツ、ジャズ、ウィザーズ、キングスの5チームだ。

■ブルズ
ガード:デリック・ローズ(2008)、マイケル・ジョーダン(1984)
フォワード:ジミー・バトラー(2011)、スコッティ・ピッペン(1987)
センター:アーティス・ギルモア(1971)

 シカゴ出身のローズは、チーム史上2人目となる1位指名で地元球団へ。191㎝の司令塔はスピードと切れ味鋭いドリブルワークで相手を翻弄し、2011年に史上最年少でMVPに輝いた。バトラーは下位指名(1巡目30位)ながら、年を追うごとに主力に成長。15年から3年連続で平均20点以上を叩き出した。

 90年代にブルズを2度の3連覇に導いたジョーダンは、ダンクやフェイダウェイなど華麗なプレーで世界中のファンを魅了。チームだけでなくNBAの歴史も大きく変え、バスケット史上最高の選手と呼ばれている。ピッペンはドラフト当日のトレードで入団。攻守で多彩な能力を持ったフォワードはジョーダンの相棒として6度の優勝に大きく貢献した。ギルモアは71年のドラフトで指名を受けたが、5年間はライバルリーグのABAに在籍。同リーグが解散した76年に加入すると、218㎝のサイズを生かしたポストプレーで得点を量産。81年にはFG成功率67.0%という高確率を残している。
 
■ロケッツ
ガード:サム・キャセール(1993)、カルビン・マーフィー(1970)
フォワード:エルビン・ヘイズ(1968)、ラルフ・サンプソン(1983)
センター:アキ―ム・オラジュワン(1984)

 キャセールは93年にロケッツに入団し、2年連続で優勝を経験。ファイナルでは平均2桁得点をあげ、強心臓ぶりを見せつけた。マーフィーは175㎝ながら、サイズ不足を補う得点力を備え、78年には平均25.6点を奪取。81年にはフリースロー成功率95.8%でリーグトップに立っている。オラジュワンは90年代のロケッツの大黒柱。必殺の“ドリームシェイク”で相手ビッグマンを手玉に取り、94、95年に頂点に立った。224㎝のサンプソンは時代を先取りした万能センターで、86年にはファイナルまで勝ち進んだ。オラジュワンとのツインタワーも話題を呼んだが、ヒザのケガに苦しみ87年に放出されてしまった。
 

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