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NBA

波乱続出のNBAプレーオフ。東は上位シード2チームが2連敗スタート、“突破確率7.3%”の戦いに<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.09

ホームでまさかの2連敗、イーストの2強キャブズとセルティックスが窮地に立たされている。(C)Getty Images

ホームでまさかの2連敗、イーストの2強キャブズとセルティックスが窮地に立たされている。(C)Getty Images

 現地5月4日より始まったNBAプレーオフのカンファレンス・セミファイナルは、波乱続出の展開となっている。

 東西各2カード、計4カードの初戦は、いずれも下位シードのアウェーチームが勝利。これはNBAの歴史上初の出来事だ。

 ウエスタン・カンファレンスでは第2戦で上位シードがそれぞれ勝利し、1勝1敗の五分になったものの、イースタン・カンファレンスでは初戦を取った各チームの勢いが止まらず。

 インディアナ・ペイサーズ(第4シード)がタイリース・ハリバートンのクラッチショットでクリーブランド・キャバリアーズ(第1シード)から敵地連勝を飾ると、ニューヨーク・ニックス(第3シード)も、昨季王者のボストン・セルティックス(第2シード)相手に2戦連続20点差を逆転という劇的な勝利でシリーズ2-0とした。
 
 現地のデータサイトによると、過去78年のNBAのプレーオフの歴史の中で、シリーズが2勝0敗でスタートしたケースは463例ある(※3戦先勝だった時代のシリーズも含む)。

 そのうち、連勝側のチームがシリーズを突破したケースは429例。勝率にして実に92.7%だ。

 逆に、2連敗から逆転でシリーズを勝ち上がったチームは34例。勝率7.3%と、キャバリアーズ&セルティックスにとっては厳しいデータが出ている。もし次の試合も落として0-3となった場合は、突破確率0%と絶体絶命の窮地に立たされてしまう。

 もっとも、過去5年で7チームが2連敗スタートから逆転突破しており、希望が全くないわけではない。直近では昨季のイースト準決勝、第6シードのペイサーズが第2シードのニックス相手に2連敗から巻き返してカンファレンス決勝進出を果たしている。

 レギュラーシーズンではイーストを圧倒し、ともに優勝候補に挙げられたキャバリアーズとセルティックス。“勝率7.3%の戦い”を制することができるか。

構成●ダンクシュート編集部

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