現地時間６月８日（日本時間９日、日付は以下同）、NBAファイナル第２戦がオクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで行なわれ、ホームのオクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズに123－107で勝利。シリーズ戦績を１勝１敗とした。

　両軍の先発は第１戦と変わらず。サンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー（SGA）、ケイソン・ウォーレス、ルージェンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、チェット・ホルムグレン、ペイサーズはタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーの５人がスターティングラインナップに並んだ。

　第１クォーター、サンダーはSGAが12分間フル出場してオフェンスを牽引したほか、初戦で６得点と不発だったホルムグレンが９得点と奮起。加えてチーム全体でペイサーズのフィールドゴールを７／21（成功率33.3％）に封じ、20－26と６点リードで最初の12分間を終えた。

　試合が大きく動いたのが第２クォーター。相手のショットミスやターンオーバーを多く誘発したサンダーが、中盤に19－２の猛攻を仕掛けて残り４分48秒に23点ものリード（52－29）を奪取する。
  　しかし、どれだけ引き離しても侮れないのが今季のペイサーズ。直後に10－０のランをやり返して少し差を縮め、41－59と18点ビハインドで後半に突入した。

　迎えた第３クォーター、ペイサーズはターナーがホルムグレンとのフィジカル差を活かして開始から連続得点を奪取。また、相手のファウルトラブルに乗じて多くのフリースローを獲得し、決めていく。

　だがサンダーは12得点を奪ったSGAを中心に、相手の接近を許さず。93－74と、逆に19点差に広げて第４クォーターを迎えた。

　勝負のラスト12分、サンダーはさらにインテンシティを上げ、激しいディフェンスやリバウンド、ルーズボール争いを展開。ペイサーズはハリバートンに火が着き始めるも遅きに失した感があり、差が20点前後から縮まらず残り４分に主力を下げ白旗。サンダーが完勝しシリーズ成績を１勝１敗のタイに戻した。

　第３戦は中２日空いて11日、舞台をインディアナに移してゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれる。先に２勝目をあげ、シリーズを優位に進めるのはどちらのチームか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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