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プロ野球

【ドラフト候補ランキングベスト50:31~50位】夏の甲子園で大活躍した井上、大学球界屈指の捕手・郡司が登場

2019.10.12

井上は甲子園決勝で奥川恭伸(星稜高)から本塁打を放ち、履正社を優勝に導いた。貴重な右の大砲として上位指名されることになりそうだ。写真:朝日新聞社

井上は甲子園決勝で奥川恭伸(星稜高)から本塁打を放ち、履正社を優勝に導いた。貴重な右の大砲として上位指名されることになりそうだ。写真:朝日新聞社

 10月17日に行われるプロ野球ドラフト会議。今年も多くの注目選手が存在しているが、果たして「本当の実力者」は誰なのか。立ち位置を明確にするために、高校・大学・社会人・独立リーグのカテゴリーを一括りにしたランキング・トップ50を紹介していく。

 最後は31~50位まで一挙に見ていこう。プロ志望届未提出の選手も複数名おり、実際は指名漏れとなる選手も出てくるかもしれないが、「隠れた好選手」としてぜひチェックしておいてほしい。
 

31位:池田陽佑[投手・智弁和歌山高]
 
(いけだ・ようすけ/右投右打)※プロ志望届未提出
 今年の春に149km、夏に150kmを計時するなど大きく飛躍を遂げ、U-18W杯にも選出。下半身の使い方に粘りがあり、140km台後半の快速球は微妙に動いてバットの芯を外す。変化球でカウントを整えられる上手さがあり、安定感は高校球界でも上位だ。
■タイプ診断:#安定感

32位:小川一平[投手・東海大九州]
(おがわ・いっぺい/右投右打)
 九州の大学球界を代表する本格派右腕。まだ少し細身だが、角度のある140km台中盤のストレートは目を見張るものがある。スライダー、カットボールのレベルも高い。まだまだ伸びそうな雰囲気があるのも魅力だ。
■タイプ診断:#本格派 #ダイヤの原石

33位:阿部陽登[投手・日立製作所]
(あべ・はると/右投右打)
 今が伸び盛りの高卒3年目右腕。無駄な動きのないきれいなフォームで、コーナーに投げ分けるストレートは数字以上の勢いを感じる。大舞台での実績は乏しいものの、ポテンシャルの高さは社会人球界でも屈指の存在だ。
■タイプ診断:#ダイヤの原石
34位:上田大河[投手・大商大高] 
(うえだ・たいが/右投右打)※プロ志望届未提出
 今夏の甲子園覇者・履正社に唯一黒星をつけた、大阪No.1の呼び声高い本格派右腕。ゆったりとしたフォームながらもストレートには勢いがあり、コントロールも安定している。大商大では1年目からエース級の働きが期待できるだけの実力者だ。
■タイプ診断:#本格派 #安定感

35位:藤本竜輝[投手・社高] 
(ふじもと・りゅうき/右投右打)※プロ志望届未提出
 池田陽佑(智弁和歌山)、上田大河(大商大高)とともに近畿では評判の右腕で、細身だが柔らかい腕の振りで球持ちが長く、打者の手元での速さを感じる。鋭く変化するスライダーのキレも一級品だ。順調に成長すれば4年後は上位候補になるだろう。
■タイプ診断:#球持ち

36位:大西広樹[投手・大阪商業大]
(おおにし・ひろき/右投右打)
 圧倒的な凄みはないものの安定感が光り、関西六大学リーグでは今春までに通算24勝。防御率も常に1点台前半の好成績で、最優秀投手賞を4度受賞している。試合をしっかり作れるだけにプロでも先発で勝負させたい。
■タイプ診断:#安定感

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