ロサンゼルス・エンジェルスは打線が絶好調だ。現地時間4月29日に敵地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦では、トータル13安打、2本塁打を記録し、5-1と快勝。アメリカン・リーグ西部地区の首位をひた走る6連勝を飾った。
この試合では序盤から打線が繋がった。リードオフマンを託されたテイラー・ウォードが、いきなり先頭打者弾を決めると、今季初めて4番を任された大谷翔平が47打席ぶりとなる一発を左中間席に放った。
【動画】47打席ぶりの一発!左中間に放った大谷の今季4号をチェック
6回には遊ゴロで塁に残った大谷が、続くアンソニー・レンドーンの二塁打の間に一塁から生還して1点を追加。さらに8回には出塁した大谷が盗塁を成功させ、なおも相手捕手の悪送球も絡み三塁まで進むと、ジャレッド・ウォルッシュの二塁打でホームへ戻った。
9回にはウォードの適時打でさらに1点を追加してダメ押し。これだけを見ると、大谷らの活躍で余裕勝ちしたように見える試合だが、実はこの日は先発予定だったノア・シンダーガードが体調不良で急遽離脱。ジミー・ハーゲットがオープナーで登板するアクシデントに見舞われていた。 だが、ハーゲットならびに中継ぎ陣が力投した。先発を任された28歳の右腕は、初回に1点こそ失ったが、以降の2イニングは無失点。そのあとを継いだ6人のリリーフ陣も無点に抑えたのだ。
チームのピンチを救った右腕ハーゲットは、試合後に「僕らは無敵だと思う」と誇らしげに語り、「ウォード、トラウト、オオタニ、レンドーンたちが痛烈な一打を放ってくれる。大量得点を奪ってくれるので、マウンドへ上がる自信になっている」と公式メディア『MLB.com』にコメントした。
また、勢いが止まらない打線について指揮官のジョー・マッドンの顔もほころぶ。とりわけ大谷に関しては「引っ張ってゴロを打つときは調子が良くない。センター方向に強い当たりをはじき返すのは、いい兆候だね」と称えた。
土曜日もエンジェルスが勝利すれば、2018年4月以来、実に4年ぶりの7連勝となる。大谷やトラウトらが率いる同チームの今後の試合展開にも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合では序盤から打線が繋がった。リードオフマンを託されたテイラー・ウォードが、いきなり先頭打者弾を決めると、今季初めて4番を任された大谷翔平が47打席ぶりとなる一発を左中間席に放った。
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6回には遊ゴロで塁に残った大谷が、続くアンソニー・レンドーンの二塁打の間に一塁から生還して1点を追加。さらに8回には出塁した大谷が盗塁を成功させ、なおも相手捕手の悪送球も絡み三塁まで進むと、ジャレッド・ウォルッシュの二塁打でホームへ戻った。
9回にはウォードの適時打でさらに1点を追加してダメ押し。これだけを見ると、大谷らの活躍で余裕勝ちしたように見える試合だが、実はこの日は先発予定だったノア・シンダーガードが体調不良で急遽離脱。ジミー・ハーゲットがオープナーで登板するアクシデントに見舞われていた。 だが、ハーゲットならびに中継ぎ陣が力投した。先発を任された28歳の右腕は、初回に1点こそ失ったが、以降の2イニングは無失点。そのあとを継いだ6人のリリーフ陣も無点に抑えたのだ。
チームのピンチを救った右腕ハーゲットは、試合後に「僕らは無敵だと思う」と誇らしげに語り、「ウォード、トラウト、オオタニ、レンドーンたちが痛烈な一打を放ってくれる。大量得点を奪ってくれるので、マウンドへ上がる自信になっている」と公式メディア『MLB.com』にコメントした。
また、勢いが止まらない打線について指揮官のジョー・マッドンの顔もほころぶ。とりわけ大谷に関しては「引っ張ってゴロを打つときは調子が良くない。センター方向に強い当たりをはじき返すのは、いい兆候だね」と称えた。
土曜日もエンジェルスが勝利すれば、2018年4月以来、実に4年ぶりの7連勝となる。大谷やトラウトらが率いる同チームの今後の試合展開にも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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