プロ野球

「完全試合は本当に思い出深い」ロッテ佐々木朗希が3・4月の月間MVPに輝く! プロ3年目、記録づくめの快投で初受賞!

THE DIGEST編集部

2022.05.13

プロ3年目で初の月間MVPに輝いた佐々木。28年ぶりの完全試合は記憶に新しいところだ。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

「令和の怪物」に初めての勲章が付け加えられた。

 5月13日、2022年3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門で千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が受賞した。20歳の佐々木はプロ3年目で初の受賞となった。

 佐々木は3、4月で5試合に登板。36回を投げ、リーグトップタイの3勝(0敗)を挙げ、防御率1.50、奪三振60(リーグ1位)、自責点6という圧巻の成績を収めた。なかでもスポーツ界に大きな衝撃を与えたのが、4月10日に行なわれたオリックス戦でのプロ野球28年ぶり史上16人目となる完全試合だろう。

 この試合で佐々木は史上最年少20歳5か月での完全試合を達成。それだけでなく、プロ野球新記録となる13者連続奪三振、プロ野球タイ記録となる1試合19奪三振をマークした。その余韻も冷めやらぬ1週間後の4月17日、対日本ハム戦では完全投球を継続。打線の援護なく、惜しくも完全試合とはならなかったが、パーフェクト投球を17イニングまで伸ばした。

 佐々木は今回の受賞を受けて、以下のコメントを残している。

「月間MVPは初めてのことなのでとても嬉しいですし、チームメイトにすごく感謝しています。開幕初戦はちょっと苦しい形になってしまったのですが、その後は上手く修正しながら、いいピッチングができたと思っています。去年よりも成長したところを見せることができていると思いますし、こういう結果を1年間通して出せたらと思ってます。4月に関しては完全試合を達成することができましたし、たくさん試合も投げられましたし、イニングも投げられて、すごくいい1ヵ月だったなと思います。完全試合はすごく嬉しかったですし、野手の皆さまの援護だったり、守備でもたくさん助けてもらって達成できたことなので本当に思い出深いです。今後も先発としてたくさん試合に投げて、その中で長いイニングを投げてチームが勝つために自分ができることを精一杯やりたいなと思っています。まずは目の前の1試合1試合を一生懸命戦って、その先には優勝が見えてくるので、しっかりと一つ一つ頑張っていきたいなと思います」

構成●THE DIGEST編集部

【動画】佐々木朗希の完全試合27アウトを振り返る!

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