ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が18日に日本に帰国し、記者会見で今季の振り返りや、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への想いを語った。
【動画】米投球分析家も唸る切れ味鋭いスライダー! 大谷翔平の連続奪三振シーンをチェック 2022年シーズンは投手として15勝、さらに規定投球回にも達し、投打で「ダブル規定」クリアなど、MVPを獲得した昨年以上のインパクトを残した。大谷は会見の場で、プレーオフ進出を逃したチームの戦績にも触れながら、自身のパフォーマンスについては「個人的には良いシーズンとなった」と述べている。
さらにWBCについては、シーズン前の開催であることや、コンディションにも言及しながら、大会での二刀流のプレーに対する意欲も表すなど、前向きなコメントが並んだ。
そして、この大舞台での起用法には、米紙『Los Angeles Times』も大きな関心を寄せている。同メディアは現地時間18日に会見の内容を報じており「ショウヘイ・オオタニがクローザーに? エンジェルスの二刀流スターがWBCに向けて考えていること」という記事を配信した。
会見の場で、大谷が出場を想定した上で、先発にはこだわりはなく、リリーフでの登板も示唆したことを受け、同メディアは「MLBに来て以降、一度も救援で登板したことがない。日本でもほとんどが先発だった。しかし、もし必要ならば母国チームのシャットダウンリリーフとしても活躍が期待できる」と指摘。
さらに「今シーズン、15勝9敗、防御率2.33、奪三振数219というキャリアハイの成績で終えたように、彼の投げるイニングは通常、相手にとってトラブルを意味する」と今季のピッチングを評しており、加えて「オオタニは、シーズン中にツーシームをマスターし、4月にヒューストンで6回までパーフェクトに抑え、9月には8回までノーヒッターを続けた。フィールド上でほとんど何でもできることを証明してきている」と称えている。
同メディアは他にも「オオタニがワールド・ベースボール・クラシックのチーム・ジャパンでプレーすることを決めたとしても、(リリーフの)可能性はゼロではないだろう」とも記している。
大会出場に関して大谷本人は慎重なコメントを並べながらも、エンジェルスの地元メディアはシーズン中とは違った形でのマウンド上の姿に期待を寄せている。果たして世界の頂点を目指す戦いでも、大谷の二刀流でのプレーは見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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