侍ジャパンは3月12日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールBの第4戦で、オーストラリアに7対1で完勝。これで1次ラウンド全勝でプールBをトップで終え、準々決勝進出を決めた。
試合後、チーム最年長のダルビッシュ有は、1次ラウンド首位通過を決めた後輩たちを「頼もしい」と称えた。この日、ベンチで戦いを見守った36歳は、2月の宮崎合宿から一緒に過ごしてきた投手陣を「みんな一人ひとりが球もすごく良かったと思うし、ブルペン裏もすごく良かった。それが結果に出て良かった」と喜んだ。
打線も連日の2桁安打を放ち、大量得点で投手陣を援護した。「大谷(翔平)選手を中心にみんな負けないぞという気持ちが出ていた」と、この日待望の一発が飛び出した大谷をはじめ、絶好調の打撃陣をそう評した。
16日から、負けたら終わり"一発勝負"の準々決勝が始まる。「一人ひとりがベストパフォーマンスを出すための準備をしなきゃいけない」とベテラン右腕は気を引き締めたが、「でも、みんなできると思う。楽しみにしています」と、後輩たちのプロフェッショナルな行動に期待を込めた。
好調なチームのなかでも、ここまで思うような結果が出せていない選手もいる。しかし、ダルビッシュは「気にしても仕方ない」と強調。そして「人生の方が大事ですから。野球くらいで落ち込む必要はない」と明るく話した。
加えて、「自分も含めて休みもあるので。楽しいことしたり、おいしいご飯を食べたりしてリラックスして欲しい」と、自分なりの気分転換を推奨した。
チームの雰囲気については「もちろんいいです」と訴える36歳は、「気負い過ぎることもなく。結果が出ているということもあるんですけど、野球を楽しんでいる」と話す。
「人間的に当時(2009年)とはまったく違うので。違う楽しみ方が出来ている」
当時22歳で世界一を掴んだ時よりも、チーム全体を見渡し、後輩たちと心から野球を楽しめていると振り返っている。
1次ラウンドを4戦全勝で突破した侍ジャパン。投打で圧倒的なパフォーマンスを披露したチームは、16日から"絶対に負けられない戦い"へ、いよいよ突入する。
準々決勝の相手は大混戦のプールAをしぶとく勝ち上がってきたイタリアに決まった。欧州の新興国が相手で、下馬評では日本が有利だが油断は禁物だろう。ダルビッシュが目を細めたように、今の侍メンバーなら3大会ぶりの『世界一奪還』を現実のものにしてくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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打線も連日の2桁安打を放ち、大量得点で投手陣を援護した。「大谷(翔平)選手を中心にみんな負けないぞという気持ちが出ていた」と、この日待望の一発が飛び出した大谷をはじめ、絶好調の打撃陣をそう評した。
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好調なチームのなかでも、ここまで思うような結果が出せていない選手もいる。しかし、ダルビッシュは「気にしても仕方ない」と強調。そして「人生の方が大事ですから。野球くらいで落ち込む必要はない」と明るく話した。
加えて、「自分も含めて休みもあるので。楽しいことしたり、おいしいご飯を食べたりしてリラックスして欲しい」と、自分なりの気分転換を推奨した。
チームの雰囲気については「もちろんいいです」と訴える36歳は、「気負い過ぎることもなく。結果が出ているということもあるんですけど、野球を楽しんでいる」と話す。
「人間的に当時(2009年)とはまったく違うので。違う楽しみ方が出来ている」
当時22歳で世界一を掴んだ時よりも、チーム全体を見渡し、後輩たちと心から野球を楽しめていると振り返っている。
1次ラウンドを4戦全勝で突破した侍ジャパン。投打で圧倒的なパフォーマンスを披露したチームは、16日から"絶対に負けられない戦い"へ、いよいよ突入する。
準々決勝の相手は大混戦のプールAをしぶとく勝ち上がってきたイタリアに決まった。欧州の新興国が相手で、下馬評では日本が有利だが油断は禁物だろう。ダルビッシュが目を細めたように、今の侍メンバーなら3大会ぶりの『世界一奪還』を現実のものにしてくれるはずだ。
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