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「なんちゅう試合」「神宮花火大会」がトレンド入り!! 村上宗隆の2戦連発含む両軍11発の壮絶な空中戦に驚愕の声「ノーガードすぎる」

THE DIGEST編集部

2023.05.05

村上の2戦連発を含め、両軍11本塁打が飛び出した乱打戦をヤクルトが制した。写真:THE DIGEST写真部

 5月5日、ゴールデンウイークの「子どもの日」は壮絶な打ち合いとなった。神宮球場で行なわれたヤクルト対横浜DeNA戦はヤクルトがセ・リーグ記録に「あと1本」に迫る両軍合わせて11本塁打が飛び交った空中戦を9回逆転サヨナラ2ランで制した。

 試合を決めたのは、プロ4年目の長岡秀樹だった。DeNAは1点リードで迎えた9回、マウンドに守護神・山﨑康晃を送る。危なげなく2アウトを取るが、ホセ・オスナに猛打賞となる左安打を許すと、続く長岡が3球目のスプリットを捉え、打球はライトスタンドへ吸い込まれる逆転サヨナラ2ラン本塁打。今シーズン第1号がプロ初のサヨナラ打となる劇的な逆転アーチとなった21歳は、チームメイトから手荒な祝福を受けた。

 序盤から壮絶なホームラン合戦となった。ヤクルトは2回にドミンゴ・サンタナが4号ソロで先制。直後の3回にヤクルト先発の左腕・高橋奎二がDeNAの1番・佐野恵太に3号ソロを許して追いつかれると、5試合ぶりにスタメン復帰したネフタリ・ソトにも1号2ランを浴び、1対3と逆転を許した。

 その裏、ヤクルトは村上宗隆が2戦連発となる4号2ラン本塁打をレフトスタンドに運び同点。試合は振り出しに戻ったが、直後の4回にふたたび佐野が2打席連発となる4号3ランホームランでDeNAが6対3でふたたびリードした。

 その後も両チーム一発攻勢で得点を重ね、4対9で迎えた8回。ヤクルトは中村悠平に3号ソロ、濱田太貴にこの日2本目となる4号3ランが飛び出し、一挙4点を挙げ、8対9と1点差に迫る。すると、9回にはチーム6発目となるホームランを長岡が放ち、劇的なサヨナラ弾で点の取り合いに決着をつけた。
 
 両軍合わせて、11本のアーチが生まれ、19得点中18点がホームランという展開に神宮球場は狂喜乱舞。SNS上でも大きな話題となり「なんちゅう試合」「神宮花火大会」がトレンド入りした。

 ツイッターでは「まさかのゴールデンウイーク神宮花火大会」「両者ノーガードすぎる」「神宮に来た子供たちも楽しかっただろうな」「本当になんちゅう試合しとるんよw」など大味なゲームに驚愕する声が多く寄せられた。

 ヤクルトの二桁得点は今季初で、16安打は今季最多タイとなった。一方、勝ちゲームを「あと1人」で落としたDeNAは痛い1敗となった。

構成●THE DIGEST編集部

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