シカゴ・カブスの鈴木誠也が守備でスーパープレーを見せた。

【動画】鈴木のビッグプレーをチェック！

　現地７月25日、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「５番・右翼」で出場した鈴木は、７対１で迎えた７回裏の無死満塁の場面で、ヨアン・モンカダの本塁打性の大きな打球をフェンス際でジャンピングキャッチ。みごとに満塁弾を阻止してみせた。

　スーパープレーを見せた鈴木はすぐさま内野に返球。犠牲打で１点は失ったものの、チームメイトはグラブを挙げて鈴木の捕球を称え、投手のカイル・ヘンドリクスは拍手を送った。試合は７対３でカブスが勝利。鈴木のビッグプレーが勝利を手繰り寄せた。
  　大飛球を打たれたヘンドリクス投手は試合後、「打たれた時は、やられたと思った。でも、何気ないようでいて、信じられられないキャッチが生まれた。非現実的なプレーだったね。あれで試合の流れが変わった」と鈴木のスーパープレーを絶賛した。

　また、２本の本塁打で４打点を挙げたカブスの遊撃手ダンズビー・スワンソンは、鈴木に対して「ハイタッチはしないよ。君はそのぐらいのプレーを期待されているんだから」と冗談交じりに話したという。そして「とても能力が高い素晴らしい選手。彼のプレーを見るのは楽しいんだ」とも語った。

　直近７試合で６勝と好調をキープしているカブス。この勝利で戦績を49勝51敗とし、勝率５割が視野に入ってきた。

構成●THE DIGEST編集部

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