MLB

米記者選定の“注目FA選手”1位は大谷翔平「関心事は二刀流の将来だ」7位には「日本のトップ投手」山本由伸がランクイン

THE DIGEST編集部

2023.08.15

米記者による注目FA選手の1位に選ばれた大谷(左)と7位の山本。(C)Getty Images

 MLBジャーナリストのザック・クライザー氏が8月14日、米メディア『Yahoo! Sports』において、「注目のFA選手トップ10」という記事を配信。「シーズンが終盤に向かうなか、FAの主役になりうる大きな影響力を持つ10人をいち早くチェックしよう」と綴り、その1位にロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を選んだ。

【動画】9試合ぶりに飛び出した大谷の41号弾!

 同氏は、「エンジェルスのポストシーズン進出の可能性が小さくなるにつれ、関心事は二刀流スーパースターの将来へと移っていく」という現状を説明。「すでにア・リーグMVPは事実上決定しているが、彼がエンジェルスで最高のシーズンを送っているのか」と疑問を呈した。

 そしてクライザー氏は、「オオタニの最終的な価格は、過去最大級になることが約束されている。オオタニを説得できた球団は、二刀流のルーティーンを継続させる必要がある。そうすれば当面の間、毎シーズンのようにMVP候補になるはずだ」とまとめた。
 
 2位にはアーロン・ノラ投手(フィラデルフィア・フィリーズ)、3位にはフリオ・ウリアス投手(ロサンゼルス・ドジャース)が入り、4位にマット・チャップマン内野手(トロント・ブルージェイズ)、5位にコディ・ベリンジャー外野手(シカゴ・カブス)、6位にブレイク・スネル投手(サンディエゴ・パドレス)が入った。

 7位にはオリックスの山本由伸がランクイン。クライザー氏は「日本のトップ投手。この数シーズン、NPBで打者を圧倒している。8月に25歳となる年齢を踏まえれば、ニューヨーク・メッツが当時29歳の千賀滉大と交わした5年7500万ドルの額を軽く超えるはずだ」と予想した。

 8位にはクレイトン・カーショウ投手(ロサンゼルス・ドジャース)、9位にはジョシュ・ヘイダー投手(サンディエゴ・パドレス)、10位にはソニー・グレイ投手(ミネソタ・ツインズ)を選んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「疲労に屈した」大谷翔平の次回先発登板"回避"に地元メディア反応!ネビン監督は軽症を強調「彼は自分の体を理解している」

【関連記事】地区首位ブレーブスから9勝目を挙げたメッツ千賀滉大「本当にきょうは、僕にとって大切な一日になった」

【関連記事】メッツが山本由伸の獲得に本腰?「オオタニを除けば、今オフに最も注目されるFA投手になるかもしれない」
NEXT
PAGE
【動画】9試合ぶりに飛び出した大谷の41号弾!