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長いレギュラーシーズンも残り僅か…カナダメディアが大谷翔平をア・リーグMVPに推挙「満場一致でなければ、それはちょっとした驚きだろう」

THE DIGEST編集部

2023.09.26

大谷は「満票」でア・リーグMVPをものにできるか。(C)Getty Images

 今季の二刀流スターが与えた衝撃はやはり特大だ。

 現地9月25日、カナダのスポーツサイト『the Score』は、「MLBシーズンの最終週に注目されるものは何か?」と見出しを打つと、地区優勝争いや個人タイトル、賞レースなどの行方を展望した特集を掲載。そのなかでアメリカン・リーグのMVPに関しては、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の受賞に太鼓判を押している。

 シーズン終盤に欠場が続いたものの、今季も驚異的な二刀流パフォーマンスが見られたのは、周知の通りだ。打者としては135試合に出場し、打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066という好成績をマーク。投手としても23試合で132イニングを投げ、10勝5敗、防御率3.14、167奪三振、WHIP1.06といった数字を記録した。
 
 8月23日の右肘じん帯損傷により投手での出場を断念すると、9月4日から右脇腹痛で打者としても欠場が続き、一足先に今季を終えた大谷。しかし同サイトは、「打者として最後の1か月をほぼ棒に振り、投手としても8月下旬から試合に出場していないが、ア・リーグMVPがオオタニのものであることに変わりはない」と指摘する。

 続く文面では、「過去3シーズンで2度目となるこの栄誉を、彼が満場一致で手にしなかったとしたら、それはちょっとした驚きだろう」と言及しており、2年ぶりの快挙に期待を注いでいるようだ。ちなみに、もし大谷が2021年シーズンに続く2度目の満票選出となれば、メジャー史上初の快挙だが、はたして結果はどうなるだろうか。

 今季のア・リーグMVPは例年通り、11月に発表予定だ。

構成●THE DIGEST編集部


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