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「きわめて重要な選手だ」菊池雄星をブルージェイズ専門メディアがベタ褒め!「今季最高のストーリーのひとつ」

THE DIGEST編集部

2023.09.30

現地9月29日のレイズ戦で今季11勝目を挙げた菊池。(C)Getty Images

 現地9月29日、トロント・ブルージェイズの菊池雄星はタンパベイ・レイズ戦に先発して11勝目を挙げた。地元の専門メディア『BlueJaysNation』は翌30日、菊地の2023年について「今シーズン最高のストーリーのひとつだった」と振り返った。

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 同メディアは「2023年シーズンを迎えるにあたり、キクチは先発ローテーションの座を保証されていなかった。しかしスプリングトレーニングで好調なスタートを切り、ミッチ・ホワイトを抑えてローテーションの5番手を確保した」と、菊池の頑張りを評価した。

 さらに「レギュラーシーズンでも好調は続いた。4月の1か月、この左腕はわずか9失点しか許さず、防御率は3.00、奪三振は28だった。そして9月29日に11勝目を挙げたキクチは、2019年にMLBで投球を始めて以来、数々のキャリアハイを打ち立てた。投球イニング167回2/3、181奪三振、1.27WHIP、2.58BB/9」と今季の好成績を称えている。
 
 現在、ブルージェイズはプレーオフ出場に向けた戦いを続けており、「もしチームがポストシーズンに進出した場合、ホゼ・ベリオス、ケビン・ゴーズマン、クリス・バシット、リュ・ヒョンジンのローテーションを考えると、キクチはブルペンに回される可能性もある」と指摘する。

 それでも同メディアは、菊池に重要な役割が回ってくると考えている。「昨シーズンの投球を考えれば、キクチが見せたパフォーマンスはチームにとって非常に大きかった。ポストシーズンに進めば、展開次第でロングリリーフも十分に考えられる。残りのシーズンもキクチはチームにとってきわめて重要な選手だ」とまとめている。

構成●THE DIGEST編集部

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