トロント・ブルージェイズの話題を専門に扱う『Jays Journal』は11月6日、今オフのトレードにフィーチャーした特集記事を配信。今後、ブルージェイズからトレードでの放出となる可能性が「最も高い」とされる4選手を挙げて、そのひとりに今季11勝をマークした菊池雄星を挙げている。
【PHOTO】更なる飛躍を目指すトロント・ブルージェイズの菊池雄星を厳選ショットで特集!
「オフシーズンが到来し、ブルージェイズは数多くの決断を下さなければならない。現状では、彼らは真のコンテンダー(競争者)ではないが、再建が必要な悪いチームでもない」としたうえで、「ブルージェイズがロースターを改善し、来年のワールドシリーズを争う有力な候補となるために何ができるのか、という疑問につながっている」と指摘。「このオフは、ロス・アトキンスGMがトロントに在任する中で最も重要なオフシーズンとなる」とさらなる強化の必要性を主張している。
今回のトピックにおいて、トレード要員の候補者4人に菊池の名前が記されていることについては、「疑問を抱く人がいるのは理解できる。結局のところ、彼は2023年、大きくはない期待を背負ってシーズンを迎えた後、ローテーションに欠かせない存在となった」とキャリアハイとなった今季の活躍を評している。
勝利数や奪三振数等のスタッツを称えながら、その一方で「だからこそ、32歳の選手を今トレードするのは理にかなっているのだ。本質的には彼の価値が最も高いうちに、できる限りの対価を得ようとするケースだ」とトレード要員に挙げた理由を説明した。
また、「一般的に言えば、キクチは本調子なら三振を量産できる才能あるサウスポーだ。それでも2021年の後半とトロント移籍1年目は成績が振るわなかった。非常に不安定な投手であることも証明されている」として、好不調の差が大きい投手であると見解を示した。
さらに「2023年シーズンがキクチのメジャーでのキャリアがピークであることを示唆している。年齢、信頼性の低さ、契約期間が残り1年であることを考慮すれば、今オフが彼を放出する絶好のタイミングだ」と主張。今後のパフォーマンスを見込んだうえでトレードすべきと論じている。
菊池の他には、投手ではアレック・マノーア、ネイト・ピアソン、野手でサンティアゴ・エスピナルもトレード要員として挙げられている。2シーズン連続でプレーオフ進出を果たし、来季にさらなる高みを目指すブルージェイズ。そのために同メディアが報じた選手のトレードを、実際に行なうのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「オフシーズンが到来し、ブルージェイズは数多くの決断を下さなければならない。現状では、彼らは真のコンテンダー(競争者)ではないが、再建が必要な悪いチームでもない」としたうえで、「ブルージェイズがロースターを改善し、来年のワールドシリーズを争う有力な候補となるために何ができるのか、という疑問につながっている」と指摘。「このオフは、ロス・アトキンスGMがトロントに在任する中で最も重要なオフシーズンとなる」とさらなる強化の必要性を主張している。
今回のトピックにおいて、トレード要員の候補者4人に菊池の名前が記されていることについては、「疑問を抱く人がいるのは理解できる。結局のところ、彼は2023年、大きくはない期待を背負ってシーズンを迎えた後、ローテーションに欠かせない存在となった」とキャリアハイとなった今季の活躍を評している。
勝利数や奪三振数等のスタッツを称えながら、その一方で「だからこそ、32歳の選手を今トレードするのは理にかなっているのだ。本質的には彼の価値が最も高いうちに、できる限りの対価を得ようとするケースだ」とトレード要員に挙げた理由を説明した。
また、「一般的に言えば、キクチは本調子なら三振を量産できる才能あるサウスポーだ。それでも2021年の後半とトロント移籍1年目は成績が振るわなかった。非常に不安定な投手であることも証明されている」として、好不調の差が大きい投手であると見解を示した。
さらに「2023年シーズンがキクチのメジャーでのキャリアがピークであることを示唆している。年齢、信頼性の低さ、契約期間が残り1年であることを考慮すれば、今オフが彼を放出する絶好のタイミングだ」と主張。今後のパフォーマンスを見込んだうえでトレードすべきと論じている。
菊池の他には、投手ではアレック・マノーア、ネイト・ピアソン、野手でサンティアゴ・エスピナルもトレード要員として挙げられている。2シーズン連続でプレーオフ進出を果たし、来季にさらなる高みを目指すブルージェイズ。そのために同メディアが報じた選手のトレードを、実際に行なうのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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