現地12月5日、今季はKBOのNCダイノスでプレーしていたエリック・フェッディが、ホワイトソックスと2年1500万ドルで契約。2年ぶりのメジャー復帰が決定した。
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2014年のドラフト全体18位でナショナルズへ入団したフェッディだが、メジャーでは6年間で102試合に登板して防御率5.41と苦戦。昨年、活躍の場を求めてダイノスに移籍した。
異国の地で、フェッディは誰も予想していなかった大変身を遂げる。大谷翔平も決め球にしているスイーパーに磨きをかけた結果、29先発でいずれもリーグトップの20勝、防御率2.00、209奪三振で投手三冠。ダイノス3年ぶりのプレーオフ進出に貢献し、MVPまで獲得してしまったのだ。
打高投低のKBOにおいてこれだけの好成績を残したフェッディは一躍、日米球界が注目する存在となった。巨人やオリックスも熱心に追いかけていたが、辣腕代理人スコット・ボラスの照準はやはりメジャーにあった。4日にはホワイトソックスとメッツの間で争奪戦となっていると報道され、最終的にはホワイトソックスが好条件で口説き落とした。
近年のMLBではKBO帰りの投手が好成績を残す例が増えていて、今季12勝を挙げてダイヤモンドバックスのワールドシリーズ進出に貢献したメリル・ケリーなどはその代表例だ。フェッディも同じように“逆輸入”の成功例となるだろうか?
構成●SLUGGER編集部
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