MLBロサンゼルス・ドジャースはワールドシリーズ(WS)を制覇した直後にもかかわらず、昨オフに続き、大型補強&主力選手の再契約に努めている。この動きについて、編成総責任者のアンドリュー・フリードマン氏が自論を語った。
【画像】ドジャース加入が決定!"令和の怪物"佐々木朗希を特集 ドジャースは今オフ、サイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネルをはじめ、外野手マイケル・コンフォート、内野手キム・ヘソンと各ポジションを着実に補強。直近では佐々木朗希とリリーフ投手タナ―・スコットを獲得するなどその姿勢は続いており、他球団のファンから不満の声が挙がるほどだった。
また、現有戦力の維持にも余念がなく、クローザーのブレイク・トライネンと外野手テオスカー・ヘルナンデスとの再契約、そしてユーティリティのトミー・エドマンとの契約延長とWS制覇に貢献した主力選手のキープにも成功している。
もちろんその分だけ年俸総額も膨れ上がり、データ分析サイト『Fangraphs』によれば、現地1月19日時点でドジャースの2025年の年俸総額は3億6900万ドル(約586億円)に到達。これは年俸総額下位5球団(マイアミ・マーリンズ、オークランド・アスレティックス、タンパベイ・レイズ、シカゴ・ホワイトソックス、ピッツバーグ・パイレーツ)の合計(3億7600万ドル)とほぼ同額であり、2位のフィラデルフィア・フィリーズとも7200万ドル(約113億円)の開きがある。
ドジャース専門メディア『Dodgers Beat』は現地1月19日にXで動画を配信。フリードマン氏が「ゴールは7月に(選手を)買うことではない。目標は全ての準備を今のうちに済ませて、7月に動かないことだ。それは最悪な行動だからだ」とコメントしている様子を共有した。
昨季は怪我人の多発に苦しみながらも、トレードデッドラインにエドマンや先発投手ジャック・フラハティなどWS制覇に貢献した選手を獲得するなど決して悪くない"対処"を施していたドジャースフロント。今オフの"転ばぬ先の杖"は開幕後にどのような活躍を見せてくれるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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また、現有戦力の維持にも余念がなく、クローザーのブレイク・トライネンと外野手テオスカー・ヘルナンデスとの再契約、そしてユーティリティのトミー・エドマンとの契約延長とWS制覇に貢献した主力選手のキープにも成功している。
もちろんその分だけ年俸総額も膨れ上がり、データ分析サイト『Fangraphs』によれば、現地1月19日時点でドジャースの2025年の年俸総額は3億6900万ドル(約586億円)に到達。これは年俸総額下位5球団(マイアミ・マーリンズ、オークランド・アスレティックス、タンパベイ・レイズ、シカゴ・ホワイトソックス、ピッツバーグ・パイレーツ)の合計(3億7600万ドル)とほぼ同額であり、2位のフィラデルフィア・フィリーズとも7200万ドル(約113億円)の開きがある。
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