現地６月24日（日本時間25日）、『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が自身のXで、「もともと現実的な可能性はほとんどなかったが、来月（７月15日）のオールスターゲームでナショナル・リーグの指揮を執るデーブ・ロバーツ監督は、大谷翔平が登板するという案をきっぱり否定した」と投稿した。
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　大谷は、その輝かしいキャリアの中で、度重なる怪我と手術を経験してきた。2018年10月には右肘の内側側副靭帯損傷でトミー・ジョン手術を受け、23年９月には２度目の右肘手術、さらに24年11月には左肩を亜脱臼し、関節唇の手術を受けている。
  　それでも大谷は、再びメジャーリーグのマウンドに戻ってきた。６月18日のサンディエゴ・パドレス戦、そして22日のワシントン・ナショナルズ戦では、いずれも１イニングを投げ、その復活を印象付けた。次回の登板は28日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦が予定されている。

　慎重な復帰プロセスを進める中で、オールスターでの登板は見送られる見通しとなったが、完全復活に向けて着実に歩みを進めている。

構成●THE DIGEST編集部

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