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プロ野球

【今週のセ・リーグ展望】2位のヤクルトは山田不在がどう影響するか。中日・大野は今季初勝利のチャンス?

氏原英明

2020.07.28

●広島ー中日(マツダスタジアム)
28日(火)九里亜蓮ー福谷浩司
29日(水)野村祐輔ー松葉貴大
30日(木)森下暢仁ー岡野祐一郎

 1.5ゲーム差で最下位を争う両チームの対戦。5位の広島は前回の同カード以来勝ち越しがないが、6点差をひっくり返した25日の大逆転勝利の勢いを大事にしたい。今節の注目ポイントは、コンディション不良で登録抹消された大瀬良大地に変わるエース候補の台頭だ。特に野村は22日に昇格して6回1失点と好投。2016年の最多勝投手がチームの希望の光となるか。また、23日の登板で6回10奪三振と力投したルーキー森下にも注目だ。

 最下位に沈む中日は、2戦目に先発予定の松葉が、ここまで2戦2勝、わずか1失点と絶好調。前後の二人がどういうピッチングをするかが最下位脱出の大きなポイントとなりそうだ。特に福谷は、この窮地に今季初先発を果たすことの意義を噛みしめたい。ルーキーの岡野は、ここ2試合でいずれも5回を投げて1失点以下と好投。今回も同じようなピッチングを見せられれば、最下位脱出に向けて弾みがつけられるだろう。
 
●巨人ー広島(東京ドーム)
31日(金)今村信貴ーK・ジョンソン
1日(土)田口麗斗ー床田寛樹
2日(日)桜井俊貴ー遠藤淳志

 広島はチーム成績こそ低迷しているが、チーム打率.289はセ・リーグトップと打線は好調だ。打率.389&6本塁打の堂林翔太、打率.354&8本塁打の鈴木誠也を中心に巨人打線にも劣らぬ破壊力と確実性を備えている。だが、チーム防御率4.68はリーグワースト2位と、打線とは対照的に投手陣は心もとない。エースの大瀬良が離脱し、27日に一軍へ合流したK・ジョンソンも今季は0勝3敗と絶不調。床田と遠藤も防御率5点以上とピリッとせず、どこまで持ちこたえられるか不透明だ。

 巨人は右打者が中心の広島打線を、今村と田口の2人のサウスポーがどこまで抑えられるかが争点になりそうだ。特に左太ももの張りで現在ファーム調整中の田口は、25日にイースタン・リーグのロッテ戦で6回無失点、最後は三者連続三振と圧倒的な投球を見せた。防御率2.08と好投していた故障前の彼が帰ってくれば、まさに鬼に金棒だ。
 

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