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プロ野球

【どこよりも早い2021ドラフト候補ランキング:1~10位】1~9位はいずれも投手!公立校の高校生右腕がトップの座に

西尾典文

2021.01.04

▼5位:鈴木勇斗[投手・創価大]
(すずき・ゆうと/左投左打/鹿屋中央高)
将来像:菊池雄星(マリナーズ)
3年秋に急浮上してきた本格派サウスポー。秋のリーグ戦でMVP、最優秀投手、ベストナインの三冠に輝くと、続く横浜市長杯でも圧巻の投球を見せてチームの準優勝に大きく貢献した。上背はないものの下半身の強さは抜群で、バランスの良いフォームから投げ込む150キロを超えるストレートは狙っていてもなかなかとらえられないだけの勢いがある。変化球の制球力が向上すれば、1位指名の可能性が高くなりそうだ。
タイプ診断:#急上昇 #本格派サウスポー

▼6位:畔柳亨丞[投手・中京大中京高]
(くろやなぎ・きょうすけ/右投右打)
将来像:西勇輝(阪神)
 旧チームでは高橋宏斗(中日1位)、松島元希がいたこともあって出番は少なかったが、着実に力をつけて秋からは不動のエースに定着。センバツ出場がかかる大一番となった東海大会の三重高戦では7回を被安打1、11奪三振という圧巻の投球でチームを勝利に導いた。安定した下半身を生かした躍動感あふれるフォームから145キロ前後のストレートと鋭く変化するスライダー、カットボールを自在に操るピッチングは安定感十分。2年秋時点の総合力では先輩の高橋をも上回っている印象だ。最終学年でさらなる成長を見せれば、中京大中京から2年続けてのドラフト1位誕生の可能性も十分にある。
タイプ診断:#急成長 #安定感
 
▼7位:徳山壮磨[投手・早稲田大]
(とくやま・そうま/右投右打/大阪桐蔭高)
将来像:石山泰稚(ヤクルト)
 好素材がひしめく東京六大学の中でも総合力ではナンバーワンと言える存在。高校時代から球持ちの良さは抜群だったが、フォームの躍動感も加わり順調にレベルアップしているように見える。8月に行われた春のリーグ戦では防御率0.00をマークし、先輩の早川隆久(楽天1位)らドラフト1位指名を受けた投手たちを抑えてベストナインも受賞した。大きな欠点がないだけに、スピードのアベレージがもう少し上がれば上位指名の可能性は高い。
タイプ診断:#甲子園優勝投手 #球持ちの良さ

▼8位:風間球打[投手・ノースアジア大明桜高]
(かざま・きゅうた/右投左打)
将来像:石川柊太(ソフトバンク)
 入学時から大器と評判の東北を代表する右腕。2年夏の秋田独自大会では最速150キロをマークし、8月に行われた東北大会(代替大会)でも仙台育英を相手に6回を被安打1、1失点、7奪三振と見事な投球を見せた。長いリーチを生かした豪快な腕の振りが持ち味で、角度のあるストレートは低めでも勢いが落ちない。縦に鋭く変化するスライダー、スプリットも高校生レベルのボールではない。スケールの大きさでは今年の高校生の中でも屈指の存在と言えるだろう。
タイプ診断:#剛腕 #スケール大
 

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