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MLB

秋山翔吾のレッズ入団でついに全球団”制覇”!MLB30球団の「日本人プレーヤー第1号」は誰だ?

スラッガー編集部

2020.01.03

●タイガース(木田優夫:1999年)
 98年オフにオリックスをFAとなってタイガースと2年300万ドルで契約。入団会見では羽織袴姿で登場して話題となったが、1年目は49登板で防御率6.26と苦戦を強いられ、2年目も結果を出せず契約満了を待たずに帰国した。

●ロイヤルズ(マック鈴木:1999年)
 6月18日にマリナーズからメッツへトレードされると、22日にロイヤルズへ。翌年はローテーションに定着し、188.2イニングを投げて8勝、防御率4.34を記録。これがメジャーでのベストシーズンだった。02年にオリックスがドラフト2位指名して日本球界入りし、その後はメキシカン・リーグなどでも投げた。

●レッドソックス(大家友和:1999年)
 98年オフに自ら望んで横浜を自由契約となり、レッドソックスとマイナー契約。2A、3Aで好投を続けて99年7月にメジャーデビューを果たした。00年には3Aで完全試合を達成したが、レッドソックスではチャンスをつかめず、01年7月にモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)へ移籍後に頭角を現す。

●エクスポズ(伊良部秀輝:2000年)
 ヤンキースでは98、99年と2年連続2ケタ勝利を挙げたが、その年のオフに1対3のトレードでエクスポズへ移籍。しかし、新天地では故障続きで、2年でわずか14登板に終わった。
 
●ロッキーズ(吉井理人:2000年)
 98年、史上初のFA権行使によるメジャー移籍でメッツへ入団。2年連続で規定投球回をクリアした後の99年オフに、トレードでロッキーズに放出された。00年は6勝15敗、防御率5.86と今ひとつの成績に終わったが、6月には日本人初の盗塁を記録している。

●レンジャーズ(伊良部秀輝:2002年)
 招待選手としてスプリング・トレーニングに参加して開幕メジャー入りをつかむと、4月半ばからクローザーに定着して1ヵ月で10セーブを稼いだ。しかし、その後は調子が落ち、7月に肺血栓が見つかってシーズンを終えた。03年は阪神で日本復帰を果たし、リーグ優勝に貢献した。

●カーディナルス(田口壮:2002年)
 オリックスのチームメイトだったイチローの後を追うようにして渡米し、カーディナルスと3年300万ドルで契約。最初の数年はメジャーとマイナーを行ったり来たりで苦労したが、第4の外野手として居場所をつかみ04年のリーグ優勝、06年の世界一に貢献。献身的なプレースタイルは今もセントルイスのファンの記憶に焼き付いている。

●ブルワーズ(野村貴仁:2002年)
 オリックス、巨人で救援左腕として活躍し、入団テストを経てブルワーズへ。02年は21試合に登板したが、13.1イニングで18与四球、防御率8.56と苦しみ、その年限りで日本に帰国した。
 

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