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MLB

秋山翔吾のレッズ入団でついに全球団”制覇”!MLB30球団の「日本人プレーヤー第1号」は誰だ?

スラッガー編集部

2020.01.03

●ツインズ(マイケル中村:2003年)
 97年にツインズと契約し、03年にメジャー昇格して12試合に登板した。だが、マイケルは日本とオーストラリアの二重国籍を持ち、00年にはオーストラリア代表としてシドニー五輪に出場していたため、感覚としては11年にポスティングでツインズへ入団した西岡剛が初の日本人という印象が強い。開幕戦に日本人内野手最年少の26歳でデビューしたが、走者と交錯して左足を骨折。復帰後も精彩を欠き、契約満了を待たずに日本へ帰国した。

●パドレス(大塚晶文:2004年)
 03年オフにポスティングでメジャー移籍を目指したが入札球団がなく、翌年オフに再挑戦してパドレス入り。のちに殿堂入りする名クローザー、トレバー・ホフマンにつなぐセットアップとして1年目からリーグ最多34ホールドを記録する活躍を見せた。レンジャーズに移った06年にはクローザーに就任して32セーブを挙げている。

●ホワイトソックス(高津臣吾:2004年)
 03年オフにFAとなって1年75万ドルでホワイトソックスと契約。04年は開幕から24試合連続無失点を記録し、「ミスター・ゼロ」と呼ばれた。シーズン途中からクローザーに起用され、59試合で19セーブ、防御率2.31と好成績を残した。しかし翌年は逆に不振に苦しみ、シーズン途中で解雇された。

●インディアンス(多田野数人:2004年)
 立教大で六大学屈指の好投手として活躍し、02年にインディアンスと契約。04年4月にメジャーデビューを果たし、この年は14登板で1勝1敗、防御率4.65という成績を残した。その後、アスレティックスのマイナーを経て07年にドラフト1位で日本ハムに入団。超スローカーブで話題を呼んだ。
 
●ブルージェイズ(マイケル中村:2004年)
 04年のシーズン開幕後、ツインズからブルージェイズに移籍したが、19試合登板で防御率7.36に終わり、その年のドラフトで日本ハムに指名された。中村がの次は07年に加入した大家友和。4月下旬に野茂に次いで日本人投手史上2人目のメジャー通算50勝に到達したが成績は振るわず、6月18日に契約解除された。

●アスレティックス(藪恵壹:2005年)
 04年オフ、阪神からFA権を行使してアスレティックスへ移籍。40試合に登板してリリーフながら4勝を挙げたが、シーズン終了後に自由契約となった。その後はメキシカン・リーグなどを転々としたが、08年にジャイアンツでマイナー契約から開幕メジャーを勝ち取った。

●デビルレイズ(野茂英雄:2005年)
 前年はドジャースで4勝11敗、防御率8.25と打ち込まれ、オフにFAに。05年1月にデビルレイズ(現レイズ)とマイナー契約を結び、開幕メジャー入りを果たす。6月には日米通算200勝を達成したが、5勝8敗、防御率7.24で7月に解雇された。その後、08年にロイヤルズで3年ぶりのメジャー登板を果たすも同年限りで引退した。

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