2000年代前半のロサンゼルス・レイカーズは、シャキール・オニール(シャック)とコビー・ブライアントの2枚看板を中心に、00~02年に3連覇を達成し一時代を築いた。当時のチームにはシャック&コビー以外にもロバート・オリーやリック・フォックス、デレック・フィッシャーといった優秀なロールプレーヤーが揃っていた。
そんな最強レイカーズを最も苦しめたのが、2001-02シーズンのサクラメント・キングスだ。クリス・ウェバー、マイク・ビビー、ペジャ・ストヤコビッチ、ブラデ・ディバッツ、ダグ・クリスティーなど実力者を擁したチームは、レギュラーシーズンでリーグトップの61勝を記録。プレーオフに入っても順調に勝ち上がり、レイカーズとのカンファレンス決勝では先に王手をかけるなど、2連覇中の王者を瀬戸際まで追い詰めた。
ただ、シリーズ中には“疑惑の判定”もあった。レイカーズが逆転勝利(100-99)を収めた第3戦は、ブザーの後に放たれたサマキ・ウォーカーの3ポイントがカウント扱いになり、第6戦ではレイカーズが40本(第4クォーターだけで27本)のフリースローを得たのに対し、キングスは25本。試合の最終盤にはビビーに対するコビーのファウルが見逃され、キングスは102-106で惜敗した。
あれから23年、ビビーや元NBA選手のエディ・ハウスらがホストを務めるポッドキャスト『Straight Game』で因縁のシリーズを回想。ゲスト出演したシャックにビビーは、「審判の不正があったと思うか?」と質問した。
するとシャックは次のように答えた。
「お前らは忘れてるけど、あの試合で俺はめちゃくちゃファウルされたんだぜ?(でも)フリースローを決めた。みんな俺のフリースローは0%みたいに扱うけど、キャリア通算で約50%だ。つまり1本決めて1本外す感じだな。でもあの試合はヒジをしっかりたたんで、フォームがエディ・ハウスばりに決まっていたんだ」
第6戦で与えられたレイカーズの40本のフリースローのうち、17本はシャックだった。キャリアのフリースロー成功率は52.7%だったが、この試合では13本(76.5%)を決め、勝敗を分けるポイントとなった。
さらに第7戦もフリースローがカギとなった。試投数はレイカーズ33本、キングス30本とほぼ同数だったが、シャックは15本中11本成功(成功率73.3%)。一方、キングスは16本(成功率53.3%)しか決められず、オーバータイムの末に106-112で力尽きた。
レイカーズは“審判に救われた”という声もあるが、シャックはこれを否定する。
「みんなそう聞いてくるんだよ。でも俺はそうは思わない。ただ、(第6戦で)コビーがビビーにエルボーを入れたのは確かにファウルだったし、笛を吹くべきだった。でも審判が不正をしたわけじゃない。だってお前らは、俺を止められなかっただろ?」
シャックはこのシリーズで平均30.3点、13.6リバウンド、2.43ブロック、フィールドゴール成功率53.2%、フリースロー成功率63.8%と爆発。のちに元審判のティム・ドナヒーが「シリーズは仕組まれていた」と発言したが(NBAは否定)、それでもキングスがシャックを止める術を持っていなかったのもまた事実だった。
構成●ダンクシュート編集部
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ただ、シリーズ中には“疑惑の判定”もあった。レイカーズが逆転勝利(100-99)を収めた第3戦は、ブザーの後に放たれたサマキ・ウォーカーの3ポイントがカウント扱いになり、第6戦ではレイカーズが40本(第4クォーターだけで27本)のフリースローを得たのに対し、キングスは25本。試合の最終盤にはビビーに対するコビーのファウルが見逃され、キングスは102-106で惜敗した。
あれから23年、ビビーや元NBA選手のエディ・ハウスらがホストを務めるポッドキャスト『Straight Game』で因縁のシリーズを回想。ゲスト出演したシャックにビビーは、「審判の不正があったと思うか?」と質問した。
するとシャックは次のように答えた。
「お前らは忘れてるけど、あの試合で俺はめちゃくちゃファウルされたんだぜ?(でも)フリースローを決めた。みんな俺のフリースローは0%みたいに扱うけど、キャリア通算で約50%だ。つまり1本決めて1本外す感じだな。でもあの試合はヒジをしっかりたたんで、フォームがエディ・ハウスばりに決まっていたんだ」
第6戦で与えられたレイカーズの40本のフリースローのうち、17本はシャックだった。キャリアのフリースロー成功率は52.7%だったが、この試合では13本(76.5%)を決め、勝敗を分けるポイントとなった。
さらに第7戦もフリースローがカギとなった。試投数はレイカーズ33本、キングス30本とほぼ同数だったが、シャックは15本中11本成功(成功率73.3%)。一方、キングスは16本(成功率53.3%)しか決められず、オーバータイムの末に106-112で力尽きた。
レイカーズは“審判に救われた”という声もあるが、シャックはこれを否定する。
「みんなそう聞いてくるんだよ。でも俺はそうは思わない。ただ、(第6戦で)コビーがビビーにエルボーを入れたのは確かにファウルだったし、笛を吹くべきだった。でも審判が不正をしたわけじゃない。だってお前らは、俺を止められなかっただろ?」
シャックはこのシリーズで平均30.3点、13.6リバウンド、2.43ブロック、フィールドゴール成功率53.2%、フリースロー成功率63.8%と爆発。のちに元審判のティム・ドナヒーが「シリーズは仕組まれていた」と発言したが(NBAは否定)、それでもキングスがシャックを止める術を持っていなかったのもまた事実だった。
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