1946年の創設から74年。その長い歴史のなかでNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。
今回はNBA全30球団中、「ロサンゼルス・クリッパーズ」編をお届け。1990年代まではドラフトやFAで獲得した好選手をすぐに放出するなど、チーム力を維持できずリーグ下位が定位置だった。しかし近年は積極的な補強によって過去9シーズンで8回プレーオフに進出。昨夏にはカワイ・レナードとポール・ジョージの獲得に成功し、ファン人気も高まっているクリッパーズの「ベスト5」を紹介しよう。
【ポイントガード】
クリス・ポール
1985年5月6日生。185cm・79kg
在籍期間:6シーズン(2011~17)
成績:409試合、平均18.8点、4.2リバウンド、9.8アシスト
1970年にバッファロー・ブレーブスとして結成されて以来、クリッパーズは40年間でプレーオフ進出が7回だけという、救いようがないほどの弱小チームだった。だが2011-12シーズン、ニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)からポールが移籍し命運は一転する。クリッパーズがポールを獲得できたのは、同じロサンゼルスのレイカーズへのトレードがご破算になったからではあった。だが加入後は6年連続プレーオフ進出、それまで一度もなかった50勝以上のシーズンが5回と、見違えるような強豪へ変貌した。
司令塔としてはアシスト王4回(クリッパーズ時代は2回)、ディフェンダーとしてはスティール王6回(同じく3回)、さらにここ一番ではクラッチシューターに変身。「全員をひとつにまとめられる才能の持ち主」とラマー・オドムが語った統率力も並外れていた。ほぼ唯一の欠点はケガの多さで、それがカンファレンス決勝進出も果たせないままチームを去った理由のひとつだった。
今回はNBA全30球団中、「ロサンゼルス・クリッパーズ」編をお届け。1990年代まではドラフトやFAで獲得した好選手をすぐに放出するなど、チーム力を維持できずリーグ下位が定位置だった。しかし近年は積極的な補強によって過去9シーズンで8回プレーオフに進出。昨夏にはカワイ・レナードとポール・ジョージの獲得に成功し、ファン人気も高まっているクリッパーズの「ベスト5」を紹介しよう。
【ポイントガード】
クリス・ポール
1985年5月6日生。185cm・79kg
在籍期間:6シーズン(2011~17)
成績:409試合、平均18.8点、4.2リバウンド、9.8アシスト
1970年にバッファロー・ブレーブスとして結成されて以来、クリッパーズは40年間でプレーオフ進出が7回だけという、救いようがないほどの弱小チームだった。だが2011-12シーズン、ニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)からポールが移籍し命運は一転する。クリッパーズがポールを獲得できたのは、同じロサンゼルスのレイカーズへのトレードがご破算になったからではあった。だが加入後は6年連続プレーオフ進出、それまで一度もなかった50勝以上のシーズンが5回と、見違えるような強豪へ変貌した。
司令塔としてはアシスト王4回(クリッパーズ時代は2回)、ディフェンダーとしてはスティール王6回(同じく3回)、さらにここ一番ではクラッチシューターに変身。「全員をひとつにまとめられる才能の持ち主」とラマー・オドムが語った統率力も並外れていた。ほぼ唯一の欠点はケガの多さで、それがカンファレンス決勝進出も果たせないままチームを去った理由のひとつだった。