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ジョージの「クリッパーとして引退したい」という発言にリラードが反応。“因縁”の相手に送ったメッセージの意味とは?

ダンクシュート編集部

2020.12.09

オンライン会見でのジョージ(左)の発言をリラード(右)が否定した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージは、オールスター出場計6回を誇るなどリーグを代表するオールラウンダーとして名を馳せる。2014年8月に右足の腓骨・脛骨を開放骨折する重傷を負いながら復活した不屈のメンタルを含め、その実力は一級品だが、"迷言"や"失言"も多く、ケビン・デュラントやカイリー・アービング(ともにブルックリン・ネッツ)同様に矢面に立つ機会も多い。今回も因縁のあるデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)からディスられる事態に直面している。

 事の発端は、12月4日(日本時間5日)のオンライン会見でジョージが発した言葉だ。

「クリッパーとして引退したい。俺の心はここにあり、ここで自分は幸せだ」

 ジョージは2021-22シーズンまでクリッパーズと結んでいる契約は、最終年(3790万ドル/約39億5000万円)はプレーヤーオプションのため、破棄してフリーエージェントになることもできる。この発言は、クリッパーズへの忠誠を誓うものと捉えられなくもないが、リラードがこれに噛みついた。
 
「Al Capone」

 ジョージのコメントを伝えるインスタグラムの投稿に対し、リラードがこのようにコメントしたのだ。「アル・カポネ」はアメリカで有名なギャングスターの名前だが、「All Cap」とも言われ、「Cap」は嘘を意味するスラング。つまり「すべて嘘」と同義になる。