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NBA

ジョーダンがブルズのトップ100のうち82枠を独占。バックスは意外な選手が1位に…チーム別1試合得点ランキング【セントラル編】〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.02.26

ジョーダンのキャリアハイは6年目のキャブズ戦でマークした69得点。圧倒的なスコアリング能力で数々の記録を打ち立てた。(C)Getty Images

ジョーダンのキャリアハイは6年目のキャブズ戦でマークした69得点。圧倒的なスコアリング能力で数々の記録を打ち立てた。(C)Getty Images

 連日のようにハイスコアゲームが展開されるNBAでは、今季も多くの選手がキャリアハイを更新するなど、1人の選手が大量得点をあげることも珍しくない。そこで今回は、それぞれのチームにおける1試合最多得点の記録保持者を紹介。第6回はブルズ、キャバリアーズ、バックスなどが所属する「セントラル・ディビジョン編」をお届けする。

■シカゴ・ブルズ
1位マイケル・ジョーダン/69得点(1990年3月28日vsクリーブランド・キャバリアーズ)
2位マイケル・ジョーダン/64得点(1993年1月16日vsオーランド・マジック)
3位マイケル・ジョーダン/61得点(1987年3月4日vsデトロイト・ピストンズ)
3位マイケル・ジョーダン/61得点(1987年4月16日vsアトランタ・ホークス)
5位マイケル・ジョーダン/59得点(1988年4月3日vsデトロイト・ピストンズ)

 多くのファンが予想できただろうが、ブルズの得点記録は“神様”ジョーダンの独壇場。全盛期に1年半の引退期間があったため、ブルズでプレーしたのは実質12年間だったが、その間に2万9277点(キャリア通算では3万2292点)、平均31.5点(同30.1点)と圧倒的な得点力を発揮した。
 
 キャリアハイは6年目のシーズンにマークした69得点。キャブズ相手に延長にもつれたこの試合では50分間プレーし、フィールドゴール23/37、3ポイント2/6、フリースロー21/23に加え、こちらも自己最多の18リバウンドを奪って勝利に導いた。なお、69得点はリーグ全体では歴代12位とジョーダンにしては控えめだが、プレーオフでは2年目のセルティックス戦で記録した63得点が、今もなお歴代1位として君臨している。

 4度の60点超えを含め、キャリア通算では31回の50点超えを達成(うち1回はウィザーズ時代のもの)。そのうち26試合が最初に引退した1993年までに記録したもので、バリバリのスコアラーだった若手時代はとにかく手が付けられなかった。カムバックした95年以降では、復帰5戦目(vsニックス)に記録した55得点が最多となっている。

 ブルズの歴代ランキングではトップ100のうち82枠をジョーダンが占めており、これはウォリアーズでのウィルト・チェンバレン(85/100)に匹敵する数字だ。ちなみに、ジョーダン以外の選手では70年代前半に主軸を担ったチェット・ウォーカーの56得点(1972年2月6日vsシンシナティ・ロイヤルズ)が最多で8位タイ。次いで、現ヒートのジミー・バトラーが53得点(2016年1月14日vsフィラデルフィア・76ers)で13位タイにつけている。
 
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