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日本代表

バスケで海外を渡るなら…必須となるのは「語学」と「メンタリティ」。異国で挑戦を続ける山田愛の見解

THE DIGEST編集部

2021.10.15

高校、実業団と日本のトップで活躍した山田愛が、海外でプレーする際に必要な語学とメンタリティを語る。(写真は本人提供)

高校、実業団と日本のトップで活躍した山田愛が、海外でプレーする際に必要な語学とメンタリティを語る。(写真は本人提供)

 近年、野球やサッカーのように、バスケットボールも海外でプレーする、または志す選手が増えている。その時に多くの選手が直面するのが「言葉の壁」。今回は、高校時代に名門・桜花学園で活躍し、現在は海外でのプロ契約を目指して活動している山田愛さんに、自身の経験談を語ってもらった。

   ◇      ◇   ◇

 オリンピックに続き、パラリンピックでもバスケットボールが日本を熱くしました。車いすバスケットボールの男子チームは銀メダル。女子も6位と好成績で、男子は藤本怜央選手、香西宏昭選手、豊島英選手、女子では網本麻里選手といった海外リーグでプレー経験があるベテラン選手がチームを牽引していました。

 オリンピックに出場した男子の八村塁選手、渡邊雄太選手、馬場雄大選手をはじめ、女子バスケでも徐々に海外でプレーをする選手が増えてきていて、日本のバスケ選手の国際化が進みつつあるのかなと感じます。

 現在、私も海外プロリーグでのプレーを目指していますが、海外挑戦にあたって想像以上に大変なのが「言葉の壁」です。海外でのプレー経験がある選手は、プレー面だけでなく、言葉の高い壁をクリアしながら戦っています。今回は、私が「言葉の壁」をどのように乗り越えてきたか、乗り越えるためのコツなどもお話しできればと思います。
 
■渡豪した初日に事件が。初めて覚えた単語は<bambag>

 日本の実業団・JXサンフラワーズ(現・ENEOSサンフラワーズ)を2019年に引退して、すぐに向かったオーストラリア。この時、英語は全く話せないし、聞いて理解することもできませんでした。実は、3か月くらいですぐ話せるようになるだろうと、自分の力を過信していました。

 渡豪した初日に事件が起きました。買い物に行こうとホストファミリーと話していた時に、なんと日本から来た飛行機に財布入りのポシェットを忘れてしまったことに気づきました。でも英語を話せなかった私は、「財布を飛行機に忘れてきた」という事実をどう伝えたらいいのかわからない。この時に使う「忘れた」という単語は<forgot>ではなく<left>。それさえもわからなかった。

 Google翻訳を駆使して、なんとかホストファミリーに事実を伝えて、航空会社に連絡をしてもらいました。まさか、オーストラリアで初めて覚えた単語が<bambag(ポシェット)>になろうとは。伝えられない辛さを実感した海外生活初日になりました。ちなみに財布は3週間後に無事に戻ってきました。
 
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悩んだ末に語学学校を辞め、地域のバスケチームに加入

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