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“96年ブルズ”vs“17年ウォリアーズ”はどちらが強い? 名手がブルズ圧勝を予想する理由「マイケルを止められる選手はいない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.04.15

NBA史上でも屈指の強さを誇ったブルズとウォリアーズ。対戦した場合、ジョーダンとデュラントどちらが勝利に導くか。(C)Getty Images

NBA史上でも屈指の強さを誇ったブルズとウォリアーズ。対戦した場合、ジョーダンとデュラントどちらが勝利に導くか。(C)Getty Images

 史上最高の選手(GOAT)や史上最高のチームは、NBAを語るうえで大いに盛り上がるテーマだ。

 マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンの三銃士を擁した1995-96シーズンのシカゴ・ブルズは、当時のNBA記録となる72勝をあげ、4度目優勝(その後3連覇達成)を果たすなど、史上最高のチームの筆頭候補に挙げられる。

 その対抗馬のひとつは2016-17シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズになるが、元NBA選手のギルバート・アリナスはブルズの圧勝を予想している。

 1995-96シーズンのブルズはジョーダン(平均30.4点)、ピッペン(平均19.4点)、ロッドマン(平均14.9リバウンド)のスーパースタートリオを、シックスマンのトニー・クーコッチ(平均13.1点、3ポイント成功率40.3%)、シューターのスティーブ・カー(3ポイント成功率51.5%)、守備職人のロン・ハーパー(平均1.31スティール)らいぶし銀のタレントがサポート。トライアングル・オフェンスを極め、頂点まで駆け上がった。
 
 一方、2016-17シーズンのウォリアーズも王朝を築いたチームのひとつだ。

 勝率で言えばNBA新記録(73勝)を打ち立てた前年の15-16シーズンには及ばないものの、ステフィン・カリー(平均25.3点)、クレイ・トンプソン(平均22.3点)、ドレイモンド・グリーン(平均10.2点、7.0アシスト)の生え抜きトリオにケビン・デュラント(平均25.1点/現ブルックリン・ネッツ)が加入。豪華カルテットを形成して王座奪還を果たした。“スプラッシュ・ブラザーズ”による3ポイントを多用するオフェンスは、世界のバスケットボールのトレンドさえも変えてしまったと言われるほどだ。

「両チームが対戦したら」という“仮想対戦”はこれまで幾度となく議論に上がっているが、当事者であるカリーは『GQ』のシリーズ動画『Actually Me』内で、「(ウォリアーズがブルズを)絶対に倒せる。もちろん結果が出ることはないけど、両チームの選手を並べて見た時、僕らが勝つ可能性が高いと思う。6試合でダブズ(ウォリアーズ)が勝つ」と回答していた。
 
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