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プールとの“乱闘騒動”で離脱のグリーンがウォリアーズの練習へ復帰!「ジョーダンも俺もプロフェッショナル」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.14

チームに復帰したグリーン(左)。気になるプール(右)との関係には「俺たちにはやるべきことがあり、それをやっていくだけ」とコメントした。(C)Getty Images

 現地時間10月13日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、約1週間ぶりにチームへ復帰し、練習に参加して汗を流した。

 グリーンは5日にチームメイトのジョーダン・プールを殴打したと報じられ、翌6日にフロント陣やプールらがいる前で謝罪。その後チームと距離を置いていた。

 ところが、7日に『TMZ』がその時の映像をリークしたことで一気に拡散したこともあり、8日になって会見を開くことに。そこでグリーンはプールとその家族へ謝罪したことを明かしたうえで「これからも離れることにする。その間、自分でトレーニングを続けていくが、チームの皆には干渉しない。特にジョーダンへ干渉したくないんだ。あと数日、自分だけでトレーニングをしていく」と口にしていた。

 すると11日のプレシーズン後、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が会見でグリーンについて言及。罰金こそ科したものの、出場停止処分にはしないと決断したと話し、「彼は(今回の一件で)我々の信頼を壊してしまった。でも私は彼のことを信じるチャンスを与えることにする。彼はそれに値するからだ」とコメントしていた。
 
 そして13日にグリーンがチームへ復帰。ウォリアーズは翌14日にデンバー・ナゲッツとのプレシーズン最終戦、18日にはロサンゼルス・レイカーズとのレギュラーシーズン開幕戦が控えており、グリーンはいずれも出場予定となっている。

 会見に応じたグリーンは「俺たちは前へ進むために何が必要なのか、何をしていくかについて何度も話し合った。俺たちは今回起きてしまったことにしがみついたりはしない」と話し、離脱前より、メンタル面も良い状態になったことを明かしていた。

 過去にもグリーンはチームメイトと衝突することはあったが、今回の一件は「私がここでコーチになってから最大の危機。本当に深刻なことになっている」とカーHCが話したように、チームカルチャーをも揺るがす一大事だった。

 そこでグリーンの復帰へ向けて、ウォリアーズはフロントオフィス、コーチ陣、さらにはプール、ステフィン・カリー、アンドレ・イグダーラ、ケボン・ルーニーを含む数名の選手たちを交えてミーティングを重ねてきたという。
 
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「俺たちのチームには仲間意識がある」とグリーン