現地時間12月7日、メンフィス・グリズリーズは本拠地フェデックス・フォーラムにオクラホマシティ・サンダーを迎え、123-102で勝利。直近7試合で6勝目をあげ、16勝9敗でウエスタン・カンファレンス2位タイに浮上した。
この試合でチームを引っ張ったのが、エースのジャ・モラントだ。23歳のスピードスターは序盤から得点やリバウンドに積極的に絡み、最終的に26得点、自己最多に並ぶ13リバウンド、11アシストを記録。今季2度目、通算6回目のトリプルダブルを達成し勝利の立役者となった。
選手のオールラウンダー化が進む近年のNBAでは、3部門で2桁の数字を残す「トリプルダブル」は珍しいことではない。しかし、一昔前はガードの選手が2桁のリバウンドを奪ったり、逆にフォワードやセンターの選手がアシストを量産することは稀だった。
その証拠に、創設28年のグリズリーズにおいて、モラントはトリプルダブル達成回数で1位に浮上。11年間在籍したマルク・ガソルの記録(5回)を、4年であっさり抜き去った。
グリズリーズのほかにも、トリプルダブルの記録に関しては多くのチームで現役選手がランキング上位に名を連ねている。ここからは、各チームにおける達成回数トップ5を紹介しよう。まずはウエスタン・カンファレンス編だ。
【トリプルダブル達成回数ランキング】
■メンフィス・グリズリーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。*付きは現所属、**は現役だが今は他球団に在籍。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ジャ・モラント*/6回(208試合)
2位マルク・ガソル/5回(769試合)
3位デロン・ライト**/3回(26試合)
4位パウ・ガソル/2回(476試合)
5位ザック・ランドルフ/1回(551試合) ほか8名
■ダラス・マーベリックス
1位ルカ・ドンチッチ*/52回(287試合)
2位ジェイソン・キッド/21回(500試合)
3位マイケル・フィンリー/6回(626試合)
4位ダーク・ノビツキー/2回(1522試合)
4位デニス・スミスJr.**/2回(101試合)
4位アントワン・ウォーカー/2回(82試合)
4位マーク・アグワイア/2回(566試合)
■デンバー・ナゲッツ
1位ニコラ・ヨキッチ*/79回(548試合)
2位ファット・リーバー/43回(474試合)
3位ディケンベ・ムトンボ/8回(391試合)
4位アレックス・イングリッシュ/5回(837試合)
5位マーカス・キャンビー/2回(372試合) ほか3名
モラントよりはるか上を行くのが、マーベリックスのドンチッチとナゲッツのヨキッチだ。今季もすでにリーグ最多の6回を記録するドンチッチは、わずか5年で現指揮官のキッドを30回以上上回る52回。歴史的なペースで量産している。
2年連続MVPのヨキッチも2シーズン前に球団記録を更新済み。昨季はリーグ最多の19回を記録するなど、過去5年連続で10回以上達成と安定感も抜群だ。さらに今季は伝説ウィルト・チェンバレンの記録(78回)を抜き、センターとして歴代最多達成者に。名実ともに最強の“ポイントセンター”の座に君臨している。
この試合でチームを引っ張ったのが、エースのジャ・モラントだ。23歳のスピードスターは序盤から得点やリバウンドに積極的に絡み、最終的に26得点、自己最多に並ぶ13リバウンド、11アシストを記録。今季2度目、通算6回目のトリプルダブルを達成し勝利の立役者となった。
選手のオールラウンダー化が進む近年のNBAでは、3部門で2桁の数字を残す「トリプルダブル」は珍しいことではない。しかし、一昔前はガードの選手が2桁のリバウンドを奪ったり、逆にフォワードやセンターの選手がアシストを量産することは稀だった。
その証拠に、創設28年のグリズリーズにおいて、モラントはトリプルダブル達成回数で1位に浮上。11年間在籍したマルク・ガソルの記録(5回)を、4年であっさり抜き去った。
グリズリーズのほかにも、トリプルダブルの記録に関しては多くのチームで現役選手がランキング上位に名を連ねている。ここからは、各チームにおける達成回数トップ5を紹介しよう。まずはウエスタン・カンファレンス編だ。
【トリプルダブル達成回数ランキング】
■メンフィス・グリズリーズ
※記録はレギュラーシーズンが対象。*付きは現所属、**は現役だが今は他球団に在籍。回数の後のカッコ内は当該球団での出場試合数。
1位ジャ・モラント*/6回(208試合)
2位マルク・ガソル/5回(769試合)
3位デロン・ライト**/3回(26試合)
4位パウ・ガソル/2回(476試合)
5位ザック・ランドルフ/1回(551試合) ほか8名
■ダラス・マーベリックス
1位ルカ・ドンチッチ*/52回(287試合)
2位ジェイソン・キッド/21回(500試合)
3位マイケル・フィンリー/6回(626試合)
4位ダーク・ノビツキー/2回(1522試合)
4位デニス・スミスJr.**/2回(101試合)
4位アントワン・ウォーカー/2回(82試合)
4位マーク・アグワイア/2回(566試合)
■デンバー・ナゲッツ
1位ニコラ・ヨキッチ*/79回(548試合)
2位ファット・リーバー/43回(474試合)
3位ディケンベ・ムトンボ/8回(391試合)
4位アレックス・イングリッシュ/5回(837試合)
5位マーカス・キャンビー/2回(372試合) ほか3名
モラントよりはるか上を行くのが、マーベリックスのドンチッチとナゲッツのヨキッチだ。今季もすでにリーグ最多の6回を記録するドンチッチは、わずか5年で現指揮官のキッドを30回以上上回る52回。歴史的なペースで量産している。
2年連続MVPのヨキッチも2シーズン前に球団記録を更新済み。昨季はリーグ最多の19回を記録するなど、過去5年連続で10回以上達成と安定感も抜群だ。さらに今季は伝説ウィルト・チェンバレンの記録(78回)を抜き、センターとして歴代最多達成者に。名実ともに最強の“ポイントセンター”の座に君臨している。
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