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NBA

“ジョーダン時代”以降、最もブルズを輝かせたローズとノア。当時の戦友は2人の永久欠番を支持「ぜひそうなってほしい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.12.10

元ブルズのギブソン(右)が、戦友のローズ(左)とノア(中央)について語った。(C)Getty Images

元ブルズのギブソン(右)が、戦友のローズ(左)とノア(中央)について語った。(C)Getty Images

 現地時間12月7日、ワシントン・ウィザーズは敵地ユナイテッド・センターでシカゴ・ブルズと対戦し111-115で敗戦。4連敗を含め、直近8試合で7敗目を喫した。

 8日終了時点で、ウィザーズはイースタン・カンファレンス11位の11勝14敗(勝率44.0%)、ブルズは同12位の10勝14敗(勝率41.7%)と、両チームともプレーイン・トーナメント進出圏外。プレーオフ出場を果たすためには、ここから巻き返しが必須となる。

 そんななか、ウィザーズのタージ・ギブソンはこの試合でNBA入りから7シーズン半を過ごした古巣に凱旋。10分9秒間のプレーで5得点、3リバウンドを記録した。

 試合後、ロッカールームで着替えを済ませ、ピアスをつけようとしていたところへ、『CHGO Sports』のマーク・カーマン記者がギブソンを直撃。いつかブルズの背番号「1」と「13」が永久欠番となり、ユナイテッド・センターへ掲げられたらどう思うかを尋ねた。
 
 するとギブソンは「そうなったら最高だろうね。あの2人は相応しい。彼らはまさに、あの街を背負ってやってきたからね。あの当時、街の皆が彼らのジャージーを着ていたんだ。あの2人なら(永久欠番に)値するさ」と返答。

 ブルズの背番号「1」はデリック・ローズ(現ニューヨーク・ニックス)、「13」は昨年3月に現役を引退したジョアキム・ノア。ギブソンは両選手とともに戦い、トム・シボドーHC(現ニックス)の下で常勝時代を築いた。

 当時のブルズは爆発的な身体能力を武器に攻撃を牽引したローズ、献身的な守備でチームを支えたノアが中心で、その周囲をルオル・デンやジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)、ギブソンらが支えていた。

 2010-11シーズンにはリーグベストの62勝20敗(勝率75.6%)を記録してローズがMVPを受賞。プレーオフでも13年ぶりにカンファレンス・ファイナル進出を果たした。さらに13-14シーズンにはノアが最優秀守備選手賞に選ばれるなど、チームは09年から15年にかけて、7年連続でポストシーズンへ駒を進めた。
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