昨季はプレーイン・トーナメントに進出し、3年ぶりのプレーオフ出場まであと一歩に迫ったオクラホマシティ・サンダーにとって、今季はさらなる躍進の年になりそうな気配が漂っている。
数年前から若手を集めて再建に取り組んできたが、彼らの成長に加え、大エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは今まさに脂が乗っている段階だ。昨季はオールNBA1stチームに初選出。カナダ代表の一員として全8試合に出場したこの夏のワールドカップでも、母国を銅メダルおよび来年のパリ五輪出場権獲得に導く大活躍で、大会のオールスター5に選ばれた。
本人にとって、夏の代表活動は「テスト前に勉強するようなもの」だったとのことで、NBA新シーズンの準備に大いに役立ったようだが、大会4位の平均24.5点に加え、6.4リバウンド、6.4アシストはいずれもチームハイとは、“試験勉強”というにはあまりに立派な活躍ぶりだった。
25歳にして6年目の最古参となった彼を筆頭に、昨年のドラフト2位で入団したチェット・ホルムグレンも、ケガで棒に振った昨季を乗り越えていよいよ本格参戦する。プレーオフ進出へのボーダーラインをクリアするために守備力を高めたいサンダーにとっては、リバウンドとブロックに長け、ゴンザガ大時代にはウエストコースト・カンファレンスのベストディフェンダーにも輝いている彼の存在は頼もしい。
昨年ドラフト12位で入団し、平均30分のプレータイムを得て14.1点、4.5リバウンド、3.3アシスト、新人王投票で2位に入ったジェイレン・ウィリアムズにも、さらなる上積みが期待できそうだ。
さらに3年目のジョシュ・ギディーの成長も目覚ましい。彼もこの夏はオーストラリア代表としてW杯に出場し、得点(19.4)とアシスト(6.0) でチームを先導し、自信を蓄えた。
そしてファンからの注目が高いのは、ユーロリーグ優勝2回、ファイナル4MVP2回にシーズンMVPなど、欧州でのキャリアを極め尽くした新加入のセルビア人ガード、ヴァシリエ・ミチッチがどのようなプラス要素をもたらしてくれるかだ。
同胞にして、同じクラブ(メガ・バスケット)のチームメイトだったニコラ・ヨキッチと同じ2014年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体52位で指名を受けた彼にとっては、29歳にして満を持してのNBA参戦となる。
これまでも毎年シーズンオフにはNBA入りの噂が浮上していたが、最高年棒を稼ぎ、欧州で確固たる地位を築いていたミチッチは「ベンチを温めるために(NBAに)行くつもりはない」と、好機をじっくりと見極めていた。
数年前から若手を集めて再建に取り組んできたが、彼らの成長に加え、大エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは今まさに脂が乗っている段階だ。昨季はオールNBA1stチームに初選出。カナダ代表の一員として全8試合に出場したこの夏のワールドカップでも、母国を銅メダルおよび来年のパリ五輪出場権獲得に導く大活躍で、大会のオールスター5に選ばれた。
本人にとって、夏の代表活動は「テスト前に勉強するようなもの」だったとのことで、NBA新シーズンの準備に大いに役立ったようだが、大会4位の平均24.5点に加え、6.4リバウンド、6.4アシストはいずれもチームハイとは、“試験勉強”というにはあまりに立派な活躍ぶりだった。
25歳にして6年目の最古参となった彼を筆頭に、昨年のドラフト2位で入団したチェット・ホルムグレンも、ケガで棒に振った昨季を乗り越えていよいよ本格参戦する。プレーオフ進出へのボーダーラインをクリアするために守備力を高めたいサンダーにとっては、リバウンドとブロックに長け、ゴンザガ大時代にはウエストコースト・カンファレンスのベストディフェンダーにも輝いている彼の存在は頼もしい。
昨年ドラフト12位で入団し、平均30分のプレータイムを得て14.1点、4.5リバウンド、3.3アシスト、新人王投票で2位に入ったジェイレン・ウィリアムズにも、さらなる上積みが期待できそうだ。
さらに3年目のジョシュ・ギディーの成長も目覚ましい。彼もこの夏はオーストラリア代表としてW杯に出場し、得点(19.4)とアシスト(6.0) でチームを先導し、自信を蓄えた。
そしてファンからの注目が高いのは、ユーロリーグ優勝2回、ファイナル4MVP2回にシーズンMVPなど、欧州でのキャリアを極め尽くした新加入のセルビア人ガード、ヴァシリエ・ミチッチがどのようなプラス要素をもたらしてくれるかだ。
同胞にして、同じクラブ(メガ・バスケット)のチームメイトだったニコラ・ヨキッチと同じ2014年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体52位で指名を受けた彼にとっては、29歳にして満を持してのNBA参戦となる。
これまでも毎年シーズンオフにはNBA入りの噂が浮上していたが、最高年棒を稼ぎ、欧州で確固たる地位を築いていたミチッチは「ベンチを温めるために(NBAに)行くつもりはない」と、好機をじっくりと見極めていた。
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