ベン・シモンズは現地時間2月8日(日本時間9日、日付は以下同)にブルックリン・ネッツからウェイブ(保有権破棄)され、その2日後にロサンゼルス・クリッパーズと契約した。
2016年のドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体1位指名された208㎝・109㎏の大型ポイントガードは、2017-18シーズンにNBAデビューを飾り、4シーズンをプレーしたシクサーズでは新人王をはじめ、オールスター、オールディフェンシブチーム、オールNBAチームに選ばれた。
2020年にはMAX契約を結んでジョエル・エンビードとともにシクサーズの主軸になるも、背中のケガとメンタルヘルスの問題で2021-22シーズンを全休。22年2月にブルックリン・ネッツへトレードされ、契約最終年を迎えた今季途中にネッツと決別した。
10日に加入したクリッパーズではイビツァ・ズバッツの控えセンターに入り、17日を終えた時点で7試合に出場し、平均5.1点、4.3リバウンド、4.6アシスト、1.3スティールの成績を残している。
ジェームズ・ハーデンとカワイ・レナードが主軸を務めるクリッパーズで、ボグダン・ボグダノビッチやニコラ・バトゥーム、デリック・ジョーンズJr.らとセカンドユニットを結成しているシモンズは、17日に公開された『RG』のインタビューで次のように語っていた。
「今の僕はすごく自由にできている。チームのみんなが僕を信頼し、5番(センター)でプレーさせてくれているんだ。いい感じでプレーできているよ」
クリッパーズは18日のクリーブランド・キャバリアーズ戦を132-119で制して4連勝。シモンズは約13分プレーで無得点に終わるも、2リバウンド、2アシスト、1スティールと脇役に徹して勝利に貢献。これでクリッパーズはウエスタン・カンファレンス8位の39勝30敗(勝率56.5%)とし、3年連続のプレーオフ出場へ向けて奮闘を続けている。
クリッパーズでのプレーに手応えを感じているシモンズ。新天地で新たなスタートを切った元オールスターは、『ClutchPoints』のインタビューで自身の人生、そしてセカンドキャリアについて言及していた。
「バスケットボールは僕の人生なんだ。人生を無駄にしたくはないし、これが僕なんだ。それは家族にも受け継がれているし、僕の血の中に流れている。これが僕のやることだとね。歩くのと同じように自然なことなのさ。僕はこの競技が大好きだし、この競技のおかげで人生や家族にたくさんのチャンスをもらった。
だから、いつか引退しても、何らかの形で関わり続けると思うよ。コーチングをするかもしれないし、若い世代を支援して恩返しをするかもしれない。それが僕のやることなんだ」
まだ28歳と、引退を考える年齢ではないものの、シモンズは選手としてのキャリアを終えてもバスケットに関わっていきたいと語っていた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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2020年にはMAX契約を結んでジョエル・エンビードとともにシクサーズの主軸になるも、背中のケガとメンタルヘルスの問題で2021-22シーズンを全休。22年2月にブルックリン・ネッツへトレードされ、契約最終年を迎えた今季途中にネッツと決別した。
10日に加入したクリッパーズではイビツァ・ズバッツの控えセンターに入り、17日を終えた時点で7試合に出場し、平均5.1点、4.3リバウンド、4.6アシスト、1.3スティールの成績を残している。
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だから、いつか引退しても、何らかの形で関わり続けると思うよ。コーチングをするかもしれないし、若い世代を支援して恩返しをするかもしれない。それが僕のやることなんだ」
まだ28歳と、引退を考える年齢ではないものの、シモンズは選手としてのキャリアを終えてもバスケットに関わっていきたいと語っていた。
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