NBAはプレーオフに入って今季のアウォード受賞者を次々と発表しており、主要どころでは新人王がステフォン・キャッスル(サンアントニオ・スパーズ)、最優秀守備選手がエバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)、シックスマンがペイトン・プリチャード(ボストン・セルティックス)、MIP(最も成長した選手)がダイソン・ダニエルズ(アトランタ・ホークス)、最優秀コーチはケニー・アトキンソン(キャバリアーズ)が選ばれた。
現時点で未発表の賞はMVPとオールNBAチーム、オールディフェンシブチーム、オールルーキーチームのみ。
選手として最も栄誉あるMVPは、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボがファイナリストに挙がっており、SGAとヨキッチによる一騎打ちというのが大方の予想だ。
今季のSGAはリーグ1位の平均32.7点に5.0リバウンド、6.4アシスト、1.7スティール、1.0ブロックとオールラウンドなスタッツを残し、サンダーをリーグベストかつ、フランチャイズ史上最高の68勝14敗(勝率82.9%)に導いた。
対抗馬のヨキッチが過去に3度受賞していることや、チームと個人成績を鑑みれば26歳のガードがキャリア初のMVPに輝く可能性は十分ある。ただ、本人が欲するのは個人賞ではなくチームで達成する最大の勲章、チャンピオンシップ獲得であると米メディア『Andscape』に語っていた。
「自分にとってそれがすべてだ。他のことはどうでもいい。オーナーからコーチまで、(サンダーの)全員がチャンピオンシップを勝ち獲ることを望んでいる。それが最も重要なこと。僕だって同じさ。クレイ・ベネット(オーナー)、サム・プレスティ(ゼネラルマネージャー)もそう。彼らはこのチームが優勝するために全力を尽くしている。そして自分もそれを目指して努力してるんだ」
サンダーは現在、プレーオフのカンファレンス準決勝でナゲッツ相手に2勝2敗。92-87で勝利した第4戦後にSGAは「これこそが僕の生きがいで、バスケットボールをする理由だ。これ以上のものはない。すべての夏の努力、すべてのトレーニング、シーズン中の82試合、すべてがこのためにある」と力強く述べていた。
サンダーが誇る若き大黒柱は個人賞には目もくれず、プレーオフでの戦いに全力を注いでいる。
文●秋山裕之(フリーライター)
若手軍団サンダーを牽引するSGAの心得「シュートを決めるべき時に決められなかった。でも、そこから逃げなかったことが重要なんだ」<DUNKSHOOT>
今季MVPの最有力候補も謙虚なSGA「僕が成功を収めることができたのは、このチームとチームメイトのおかげ」<DUNKSHOOT>
「なぜ僕がジョージ獲得のためにトレードされたのかわからない」。元サンダーのシュルーダーが若手時代のSGAのエピソードを回想<DUNKSHOOT>
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対抗馬のヨキッチが過去に3度受賞していることや、チームと個人成績を鑑みれば26歳のガードがキャリア初のMVPに輝く可能性は十分ある。ただ、本人が欲するのは個人賞ではなくチームで達成する最大の勲章、チャンピオンシップ獲得であると米メディア『Andscape』に語っていた。
「自分にとってそれがすべてだ。他のことはどうでもいい。オーナーからコーチまで、(サンダーの)全員がチャンピオンシップを勝ち獲ることを望んでいる。それが最も重要なこと。僕だって同じさ。クレイ・ベネット(オーナー)、サム・プレスティ(ゼネラルマネージャー)もそう。彼らはこのチームが優勝するために全力を尽くしている。そして自分もそれを目指して努力してるんだ」
サンダーは現在、プレーオフのカンファレンス準決勝でナゲッツ相手に2勝2敗。92-87で勝利した第4戦後にSGAは「これこそが僕の生きがいで、バスケットボールをする理由だ。これ以上のものはない。すべての夏の努力、すべてのトレーニング、シーズン中の82試合、すべてがこのためにある」と力強く述べていた。
サンダーが誇る若き大黒柱は個人賞には目もくれず、プレーオフでの戦いに全力を注いでいる。
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