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NBA

レブロンの全盛期はいつ?“元恩師”ルーHCは2017-18シーズンと主張「あの期間が彼のベスト」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.08.31

 ヒート時代の2011年からキャブズ時代の2018年まで、レブロンは8年連続でファイナルへ進出。ヒートではドゥエイン・ウェイドにクリス・ボッシュ、途中からレイ・アレンも加わり、2012、13年に2連覇を達成してファイナルMVPにも輝いた。

 一方の“第二期”キャブズ時代では、2015年のプレーオフでラブがファーストラウンドで負傷離脱、ファイナル初戦ではアービングもケガで離脱。頂上決戦でゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に2勝4敗で敗退も、レブロンの獅子奮迅の活躍で一時は2勝1敗とリードする展開まで持ち込んだ。

 キャブズとウォリアーズは2015年から4年連続ファイナルで激突。2016年は1勝3敗からレブロンとアービングの超人的なスコアリングショーで3連勝を達成して球団初優勝し、ルーHCは就任1年目でチャンピオンになった。

 翌2017年は、ウォリアーズにケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)が加わったことでステフィン・カリー、クレイ・トンプソン(現マブズ)、ドレイモンド・グリーンとの“ビッグ4”を形成し、キャブズは1勝4敗で敗退。
 
 すると同年夏にアービングがトレードでセルティックスへ移籍。爆発的なスコアラーを失ったキャブズを、レブロンが絶対的な柱となって牽引し、2018年もファイナルの大舞台へと返り咲いた。

「2016-17シーズンに、我々はファイナルへ舞い戻った。KD(デュラントの愛称)と初めて対戦したんだ。あの時の相手は歴代でもベストチームのひとつだった。あの時のプレーオフがどうだったかはもう覚えていない」

 番組内でルーHCは2017年を振り返ると、レブロンの2018年プレーオフをこう表現していた。

「あの年のプレーオフは、彼にとってベストなプレーオフだったかもしれない。それが2018年なんだ。(キャブズで過ごした)2015~18年は、ベストなバスケットボールをしていたと思っている」

 ルーHCが指摘した2018年のプレーオフ、キャブズで平均2桁得点を残したのはレブロンとラブのみで、JR・スミスやジョージ・ヒル、ジェフ・グリーン(現ロケッツ)、カイル・コーバー、トリスタン・トンプソン(現FA)らが周囲を支えていた。
 
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