3番手はマジック、ピストンズ、ホークスあたりの争いになると思われる。なかでもマジックは昨季は勝率5割に終わったが、これはパオロ・バンケロ、ジェイレン・サッグス、モリッツ・ヴァグナーが長期欠場していながら残したものだった点を考慮する必要がある。
そこへデズモンド・ベインが加わり、攻撃力はさらに強化された。ケンテイビアス・コールドウェル・ポープの退団によるディフェンスの弱体化を防げるなら、上位2強を脅かすことも十分あり得る。
一昨季の14勝から、一気に44勝まで白星を増やしたピストンズは、ケイド・カニングハム、ジェイデン・アイビー、ジェイレン・デューレンら中心選手が若手揃いとあって、さらなる進化も望める。
ホークスはオフにクリスタプス・ポルジンギス、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー、ルーク・ケナードと、それぞれ特徴の異なる3人の新戦力が加わった。ジェイレン・ジョンソンとポルジンギスが健康であれば、台風の目になってもおかしくない。
バックスは噂になっていたヤニス・アデトクンボの放出に踏み切ることなく、逆にFAでマイルズ・ターナーを獲得して、引き続き上位争いを目指す。だがデイミアン・リラードをバイアウトしたこともあって、2番手がカイル・クーズマという頼りない状態。凋落に歯止めをかけるのは難しいだろう。
ヒートもファイナルを戦った23年をピークとして、少しずつ後退を続けている。ジミー・バトラー三世を巡るゴタゴタもあって昨季は6年ぶりの負け越しを経験したが、今季はクリッパーズからノーマン・パウエルが加入。課題の得点力不足の切り札になるかと思われたが、タイラー・ヒーローが足首の手術で出遅れが決まっている。バックスともどもプレーオフには進めるかもしれないが、それ以上先に行けそうな雰囲気はあまり感じられない。
シクサーズの位置づけは読みづらい。昨季は24勝で13位に沈んだが、ジョエル・エンビードとポール・ジョージの2人がまともに試合に出られれば50勝以上できる可能性もある。昨季途中加入後に大活躍したクエンティン・グライムズも残留し、ドラフト3位で加入したVJ・エッジコムにも期待できる。
だがエンビードはここ2年で合計58試合しか出られず、ジョージも7月に左ヒザを手術している。そもそも昨季も、2人が揃って先発出場した試合は7勝11敗だったという厳しい現実もあって、またも期待外れのシーズンとなったとしても不思議はない。
そこへデズモンド・ベインが加わり、攻撃力はさらに強化された。ケンテイビアス・コールドウェル・ポープの退団によるディフェンスの弱体化を防げるなら、上位2強を脅かすことも十分あり得る。
一昨季の14勝から、一気に44勝まで白星を増やしたピストンズは、ケイド・カニングハム、ジェイデン・アイビー、ジェイレン・デューレンら中心選手が若手揃いとあって、さらなる進化も望める。
ホークスはオフにクリスタプス・ポルジンギス、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー、ルーク・ケナードと、それぞれ特徴の異なる3人の新戦力が加わった。ジェイレン・ジョンソンとポルジンギスが健康であれば、台風の目になってもおかしくない。
バックスは噂になっていたヤニス・アデトクンボの放出に踏み切ることなく、逆にFAでマイルズ・ターナーを獲得して、引き続き上位争いを目指す。だがデイミアン・リラードをバイアウトしたこともあって、2番手がカイル・クーズマという頼りない状態。凋落に歯止めをかけるのは難しいだろう。
ヒートもファイナルを戦った23年をピークとして、少しずつ後退を続けている。ジミー・バトラー三世を巡るゴタゴタもあって昨季は6年ぶりの負け越しを経験したが、今季はクリッパーズからノーマン・パウエルが加入。課題の得点力不足の切り札になるかと思われたが、タイラー・ヒーローが足首の手術で出遅れが決まっている。バックスともどもプレーオフには進めるかもしれないが、それ以上先に行けそうな雰囲気はあまり感じられない。
シクサーズの位置づけは読みづらい。昨季は24勝で13位に沈んだが、ジョエル・エンビードとポール・ジョージの2人がまともに試合に出られれば50勝以上できる可能性もある。昨季途中加入後に大活躍したクエンティン・グライムズも残留し、ドラフト3位で加入したVJ・エッジコムにも期待できる。
だがエンビードはここ2年で合計58試合しか出られず、ジョージも7月に左ヒザを手術している。そもそも昨季も、2人が揃って先発出場した試合は7勝11敗だったという厳しい現実もあって、またも期待外れのシーズンとなったとしても不思議はない。
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